仕様書 [ しようしょ ]

用語解説


仕様書とは、製品やシステムが「どのように動き、どんな機能を持ち、どんな基準で作られるべきか」を明確に定義した文書です。いわば“完成イメージを正確に伝える設計図”のようなもので、開発に必要な情報を細かく記載します。機能や性能、画面やデザイン、動作の流れ、使用する技術や材料、制約条件など、作るために必要なすべてが仕様書にまとめられます。

エンジニアはこの仕様書をもとにシステムを開発するため、内容が曖昧だと作り直しやトラブルにつながることがあります。逆に仕様書がしっかりしていれば、開発がスムーズに進み、品質の高いシステムを作ることができます。そのため仕様書を作れるエンジニアは、現場でも特に評価されやすいポジションです。

仕様書に書かれる主な内容は、

・どんな機能を持つのか(機能仕様)
・どのくらいの速さ・性能が必要か(性能仕様)
・画面レイアウトや操作方法(UI仕様)
・データの流れや処理の仕組み(設計仕様)
・動作の条件や例外ケースの整理

など、ユーザー視点と技術視点の両方からまとめる必要があります。

高卒・未経験の人にとって、「仕様書」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実際にはプログラミング経験を積んでいけば自然と理解できるようになります。仕様書はエンジニアの成長に欠かせない工程で、扱えるようになると年収アップや上流工程へのステップアップにもつながります。

「エンジニアに興味はあるけど具体的な仕事が見えない」という人でも、仕様書を知ることで、システム開発がどのように進むのかがイメージしやすくなり、より関心を持って挑戦しやすくなります。