営業事務への転職完全ガイド｜仕事内容から未経験者の転職方法まで徹底解説

「営業はノルマがきつそう…でも事務職で人の役に立ちたい」「体力的に無理なく、プライベートも大切にできる仕事を探している」そんなあなたは、営業事務への転職を検討しているのではないでしょうか。

営業事務は営業担当者をサポートする重要な役割を担い、未経験からでも挑戦できる職種として注目されています。しかし、キャリアの将来性や収入面で不安を感じる方もいるかもしれません。

この記事では、営業事務の仕事内容から求められるスキル、転職方法まで詳しく解説します。さらに、より安定したキャリアを築きたい方に向けて、ITエンジニアという選択肢についてもご紹介します。あなたに最適なキャリアを見つけるヒントになれば幸いです。

 

営業事務とは？仕事内容を詳しく解説

営業事務は、営業担当者が商談や顧客訪問に専念できるよう、事務作業全般をサポートする職種です。企業によって業務範囲は異なりますが、主に受発注業務、見積もり作成、顧客対応、資料作成などを担当します。

営業担当者が外回りで不在のときも社内で業務を進められるため、営業活動の円滑化に欠かせない存在といえるでしょう。営業部門の縁の下の力持ちとして、チームの成果に貢献できるやりがいのある仕事です。

 

受発注業務と納期調整

営業事務の中核となる業務が受発注業務です。顧客から届いた注文内容を確認し、社内システムに入力して発注処理を行います。この際、商品の在庫状況を確認し、納期を調整することも重要な役割です。

納期調整では、製造部門や物流部門と連携しながら、顧客の希望納期に応えられるよう調整します。時には納期が難しい場合、代替案を提案したり、顧客と交渉したりすることもあります。

業務内容	具体的な作業	連携する部署
注文受付	注文内容の確認、システム入力	営業部門
在庫確認	在庫データの照合、欠品チェック	倉庫・製造部門
納期調整	製造・配送スケジュールの確認と調整	製造部門、物流部門
顧客連絡	納期回答、進捗報告	営業部門、顧客

 

正確な受発注処理と適切な納期調整は、顧客満足度に直結します。そのため、細かい確認作業を丁寧に行う姿勢が求められます。

 

見積もり作成と営業補佐

営業担当者から依頼を受けて、見積書を作成するのも営業事務の重要な仕事です。商品やサービスの単価、数量、値引き率などを正確に計算し、フォーマットに沿って書類を作成します。

見積もり作成では、過去の取引データや価格表を参照しながら、適切な金額を算出する必要があります。複雑な計算が必要な案件では、営業担当者と相談しながら進めることもあります。

営業補佐としては、以下のような業務も担当します。

• 商談資料の準備：プレゼンテーション資料やカタログの印刷・製本
• 顧客データの管理：CRM（顧客管理システム）への情報入力と更新
• 営業会議の準備：会議室の予約、資料の準備、議事録の作成
• 経費処理：営業担当者の交通費や接待費の精算サポート

 

営業担当者が商談に集中できる環境を整えることで、営業活動の効率化に貢献します。営業担当者の右腕として、チーム全体の業績向上を支える役割を果たせるでしょう。

 

顧客対応と資料作成

営業事務は、電話やメールでの顧客対応も担当します。営業担当者が不在のときに顧客から問い合わせがあった場合、内容を正確に聞き取り、適切に対応するか、営業担当者に引き継ぎます。

顧客対応で大切なのは、丁寧で迅速な対応です。顧客の要望を正確に理解し、必要な情報を的確に伝えることで、信頼関係の構築に貢献できます。クレーム対応が必要なケースもありますが、冷静に状況を把握し、営業担当者や上司と連携しながら解決を図ります。

資料作成では、提案書、契約書、報告書など、さまざまな書類を作成します。WordやExcel、PowerPointなどのPCスキルを活用して、見やすく分かりやすい資料を作ることが求められます。

 

【資料作成の基本的な流れ】
1. 営業担当者から作成依頼を受ける
2. 必要な情報やデータを収集する
3. テンプレートを活用して資料を作成する
4. 誤字脱字や数値の間違いをチェックする
5. 営業担当者に確認してもらい、修正があれば対応する
6. 完成した資料を印刷または電子ファイルで提出する

正確で分かりやすい資料作成は、営業活動の質を高める重要な要素です。細部まで気を配り、ミスのない書類を作成することで、営業チームの信頼を得られるでしょう。

 

営業事務に求められるスキルと資質

営業事務として活躍するには、いくつかの基本的なスキルと資質が必要です。未経験から挑戦する場合でも、これらのスキルを意識して身につけていくことで、スムーズに業務に馴染めるでしょう。

 

必須のPCスキルとは

営業事務の業務では、PCを使った作業が中心となります。そのため、基本的なPCスキルは必須といえるでしょう。具体的には、以下のスキルが求められます。

ソフトウェア	必要なスキルレベル	主な使用場面
Word	基本操作、書式設定、表作成	契約書、提案書、報告書の作成
Excel	関数（SUM、AVERAGE、VLOOKUPなど）、グラフ作成	見積書作成、売上データ管理、分析
PowerPoint	スライド作成、図表挿入、デザイン調整	営業資料、プレゼンテーション資料の作成
メールソフト	送受信、添付ファイル、スケジュール管理	顧客対応、社内連絡

 

特にExcelは、見積書作成やデータ集計で頻繁に使用するため、関数の基本は習得しておくと良いでしょう。SUM関数やAVERAGE関数などの基礎的な関数から始めて、徐々にVLOOKUP関数やIF関数なども使えるようになると、業務効率が大きく向上します。

未経験の方は、入社前にオンライン学習サイトや書籍でPCスキルを学んでおくと、入社後の業務がスムーズになります。多くの企業では入社後に研修を行っているため、基本的な操作ができれば十分対応可能です。

 

コミュニケーション能力の重要性

営業事務は、営業担当者、他部署のスタッフ、顧客など、さまざまな人とコミュニケーションを取る仕事です。そのため、コミュニケーション能力は非常に重要なスキルといえます。

必要なコミュニケーション能力には、以下のようなものがあります。

• 正確な情報伝達：相手の話を正確に理解し、必要な情報を的確に伝える
• 状況に応じた対応：相手の立場や状況を考慮した適切な言葉遣いと対応
• 報告・連絡・相談：業務の進捗や問題が発生した際の迅速な報告
• チームワーク：営業チーム全体の一員として協力し合う姿勢

営業担当者が外出中に顧客から問い合わせがあった場合、内容を正確に聞き取り、営業担当者に適切に伝える必要があります。情報の伝達ミスは、顧客との信頼関係を損なう可能性があるため、慎重な対応が求められます。

また、営業事務は複数の営業担当者をサポートすることが多いため、優先順位を考えながら効率的に業務を進める判断力も必要です。誰のどの依頼を優先すべきか、自分で判断できない場合は上司に相談するなど、柔軟な対応が求められます。

 

営業サポートに必要な対応力

営業事務には、予期せぬ事態にも冷静に対応できる力が求められます。例えば、急な見積もり依頼や納期変更、顧客からのクレームなど、さまざまな状況に柔軟に対応する必要があります。

営業サポートに必要な対応力として、以下が挙げられます。

 

臨機応変な対応

業務の優先順位は常に変化します。急ぎの案件が発生した場合、予定していた作業を一時中断して対応することもあります。状況を素早く判断し、適切に行動できる柔軟性が重要です。

 

マルチタスク能力

営業事務は、複数の業務を同時並行で進めることが多い職種です。電話対応をしながらメールをチェックしたり、資料作成の合間に受発注処理をしたりと、複数のタスクを効率的にこなす能力が求められます。

 

問題解決能力

納期に間に合わない、在庫が不足しているなど、問題が発生した際には解決策を考える必要があります。自分で判断できない場合は上司や関係部署に相談し、協力しながら問題を解決していく姿勢が大切です。

これらの対応力は、経験を積むことで徐々に身についていきます。未経験の方も、先輩のサポートを受けながら少しずつ対応力を高めていけるでしょう。

 

未経験から営業事務への転職は可能？

「営業事務に興味はあるけれど、未経験でも転職できるのだろうか」と不安に感じている方も多いでしょう。結論から言えば、未経験から営業事務への転職は十分に可能です。

 

未経験可の求人の特徴

営業事務の求人には「未経験可」と記載されているものが多く見られます。これは、企業が入社後の研修や先輩社員のサポートによって育成する前提で採用を行っているためです。

未経験可の求人には、以下のような特徴があります。

特徴	内容	メリット
充実した研修制度	業務の基本から丁寧に教える体制	未経験でも安心してスタートできる
OJT形式の育成	実務を通じて先輩が指導	実践的なスキルが身につく
基本的なPCスキルでOK	Word・Excelの基本操作ができればよい	高度なスキルは不要
人柄重視の採用	スキルよりもコミュニケーション能力や意欲を評価	ポテンシャルで採用される

 

未経験者を積極的に採用している企業では、入社後の教育体制が整っていることが多いため、安心して応募できます。求人情報を確認する際は、「研修制度」や「未経験者へのサポート体制」について記載があるかチェックしてみましょう。

ただし、未経験可といっても、基本的なビジネスマナーや電話対応の経験があると、より採用されやすくなります。接客業や販売職などで培ったコミュニケーション能力や顧客対応スキルは、営業事務でも活かせるでしょう。

 

高卒でも転職できる理由

営業事務は、学歴よりも実務能力や人柄を重視する企業が多い職種です。そのため、高卒の方でも十分に転職のチャンスがあります。

高卒の方が営業事務に転職できる理由は、以下の通りです。

 

実務能力重視の採用傾向

営業事務では、正確な事務処理能力やコミュニケーション能力が求められます。これらは学歴に関係なく、経験や努力で身につけられるスキルです。企業側も、学歴よりも実際の業務遂行能力を重視する傾向にあります。

 

若手人材への期待

20代の若い人材は、柔軟性があり新しいことを吸収する力があると評価されます。企業は長期的な育成を前提として、将来性のある若手を採用したいと考えています。高卒であっても、意欲と成長への姿勢があれば、採用の可能性は十分にあります。

 

人手不足の業界・企業が多い

多くの企業で事務職の人手不足が深刻化しており、学歴条件を緩和して幅広い人材を募集しています。特に中小企業では、学歴不問で人柄やポテンシャルを重視した採用を行っているケースが増えています。

転職活動では、自分の強みをしっかりアピールすることが大切です。前職での経験や身につけたスキル、営業事務への意欲を具体的に伝えることで、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。

 

営業事務のキャリアと将来性を考える

営業事務への転職を検討する際、長期的なキャリアや将来性についても考えておくことが重要です。ここでは、営業事務の給与水準とキャリアアップの可能性について見ていきましょう。

 

営業事務の給与水準

営業事務の給与は、企業規模や地域、経験年数によって異なりますが、一般的な事務職とほぼ同水準といえます。

未経験で入社した場合の初任給は、月給18万円〜22万円程度が相場です。年収に換算すると、250万円〜300万円程度となります。経験を積んで3年〜5年経過すると、月給22万円〜26万円、年収300万円〜350万円程度まで上がるケースが多いでしょう。

ただし、営業事務の給与には以下のような特徴があります。

 

営業職と比べて給与が低め

営業担当者は成果に応じたインセンティブがあるため、好成績を残せば高収入を得られる可能性があります。一方、営業事務は基本的に固定給のため、大幅な収入アップは期待しにくい傾向にあります。

 

賞与や昇給が限定的

営業事務の評価は、業務の正確性や効率性が基準となります。営業職のように明確な数値目標がないため、評価が曖昧になりやすく、大幅な昇給や賞与アップは期待しにくいでしょう。

 

残業代で収入を補える場合も

繁忙期には残業が発生する企業もあり、残業代によって月収が増える可能性があります。ただし、残業の有無は企業や部署によって大きく異なります。

安定した収入を得られる一方で、大幅な収入アップは期待しにくいというのが営業事務の給与の特徴です。収入面を重視する方は、この点を理解したうえで転職を検討する必要があります。

 

キャリアアップの限界

営業事務のキャリアパスには、いくつかの選択肢がありますが、一般的には以下のような限界も存在します。

 

【営業事務の一般的なキャリアパス】
入社1年目〜3年目：一般事務スタッフ
  ↓
入社3年目〜5年目：先輩事務スタッフ（後輩指導も担当）
  ↓
入社5年目以降：リーダー・主任クラス
  ↓
入社10年目以降：事務チームのマネージャー

しかし、営業事務のキャリアアップには以下のような課題があります。

 

ポジションが限られている

事務部門の管理職ポジションは数が限られており、昇進の機会が少ないのが現実です。特に小規模な企業では、事務チームが数名程度のため、管理職になれるのは1名か2名程度でしょう。

 

スキルの汎用性が低い

営業事務で身につくスキルは、特定の業界や企業に特化したものが多く、他の職種への転職が難しい場合があります。特定の業務システムに慣れても、他社では異なるシステムを使用しているため、スキルが活かしにくいこともあります。

 

年齢とともに転職が難しくなる

事務職は若手を採用する傾向が強く、30代後半以降は未経験の業界や職種への転職が困難になる可能性があります。長期的なキャリア形成を考える場合、この点は重要な検討事項です。

営業事務は、定時で帰れる、ノルマがない、体力的に楽といったメリットがある一方で、長期的なキャリアアップや収入増加の面では課題があります。将来的にどのようなキャリアを築きたいのか、しっかり考えたうえで転職を決断することが大切です。

 

営業事務よりも将来性のあるITエンジニアという選択

「安定した仕事がしたいけれど、将来的な収入やキャリアも大切にしたい」と考えている方には、ITエンジニアという選択肢も検討してみる価値があります。

ITエンジニアは、ノルマや営業色がない技術職でありながら、営業事務と比べて高収入とキャリアアップの可能性が大きい職種です。「プログラミングなんてできない」と思うかもしれませんが、未経験からでも十分に目指せる職種なのです。

 

ITエンジニアの収入とキャリアパス

ITエンジニアの給与水準は、営業事務と比べて高い傾向にあります。未経験から入社した場合でも、研修を経て実務に入れば、初年度から年収300万円〜350万円程度を得られるケースが多いでしょう。

経験を積むことで、以下のように着実に収入アップが見込めます。

経験年数	想定年収	到達できるレベル
1年目〜2年目	300万円〜380万円	基本的な開発業務を担当
3年目〜5年目	380万円〜500万円	独力でプロジェクトを進められる
5年目〜10年目	500万円〜700万円	チームリーダーやプロジェクトマネージャー
10年目以降	700万円〜1000万円以上	技術スペシャリストや管理職

 

ITエンジニアのキャリアパスは多様で、自分の適性や希望に応じて選択できます。

 

技術を極めるスペシャリスト路線

特定の技術分野を深く追求し、高度な専門知識を持つエンジニアになる道です。需要の高い技術を習得すれば、フリーランスとして独立することも可能で、年収1000万円以上を目指せます。

 

マネジメント路線

プロジェクトマネージャーやチームリーダーとして、複数のエンジニアをまとめる管理職になる道です。技術力に加えてマネジメント能力を身につけることで、責任あるポジションでキャリアアップできます。

 

幅広く活躍するジェネラリスト路線

フロントエンド、バックエンド、インフラなど、幅広い技術に対応できるエンジニアになる道です。多様なプロジェクトに関われるため、飽きずに長く働き続けられます。

IT業界は人材不足が続いており、スキルを持ったエンジニアは常に高い需要があります。景気の変動にも比較的強く、長期的に安定したキャリアを築ける職種といえるでしょう。

 

未経験からITエンジニアになれる理由

「プログラミング経験がないのに、本当にエンジニアになれるのか」と不安に感じる方も多いでしょう。しかし、実際には未経験からITエンジニアになった人は数多く存在します。

未経験からITエンジニアを目指せる理由は、以下の通りです。

 

IT業界の深刻な人材不足

経済産業省の調査によれば、IT人材は2030年には最大で約79万人不足すると予測されています。この人材不足を解消するため、多くの企業が未経験者を採用し、自社で育成する方針を取っています。

 

充実した教育プログラム

未経験者を採用する企業の多くは、入社後に3ヵ月〜6ヵ月の研修期間を設けています。プログラミングの基礎から実務で使える技術まで、体系的に学べる環境が整っているため、未経験でも安心してスタートできます。

 

論理的思考力があれば習得可能

プログラミングに必要なのは、特別な才能ではなく論理的思考力です。「AならばB、そうでなければC」といった条件分岐や、「この作業を10回繰り返す」といった処理を組み立てる能力があれば、十分にプログラミングを習得できます。

 

年齢や学歴よりもポテンシャル重視

IT業界では、学歴や経歴よりも、学ぶ意欲と成長性を重視する傾向があります。20代であれば、高卒でも未経験でも、「これから技術を学んで成長したい」という意欲があれば採用されるチャンスは十分にあります。

実際、営業事務として働きながらも「もっとキャリアアップしたい」「将来性のある仕事がしたい」と考えてITエンジニアに転職した人は少なくありません。最初は難しく感じるかもしれませんが、適切なサポートを受けながら学習すれば、確実にスキルを身につけられるでしょう。

 

リクトレで高卒・未経験からIT業界へ転職

「ITエンジニアに興味はあるけれど、どうやって転職すればいいか分からない」という方におすすめなのが、リクトレです。リクトレは、高卒や未経験の20代に特化したIT業界への転職支援サービスです。

 

リクトレの特徴と充実した研修制度

リクトレの最大の特徴は、転職支援から入社後の研修まで、一貫してサポートしてくれる点です。

 

IT業界に特化した転職サポート

リクトレでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を丁寧にヒアリングします。IT業界について詳しく知らない方でも、どんな職種があるのか、どんな働き方ができるのかを分かりやすく説明してもらえます。

 

未経験OKの企業求人が多数

リクトレには、未経験者の採用を前提としたIT企業の求人が豊富にあります。「未経験だから応募できる企業が少ない」という心配はありません。あなたに合った企業を複数提案してもらえるため、自分に最適な転職先を見つけられます。

 

入社後の充実した研修プログラム

リクトレの最大の強みは、入社後の研修制度です。就職が決まったら、3〜6ヵ月かけてプログラミングスキルを習得できます。この研修を担当するのは、リクトレを運営する「東京ITスクール」です。

研修では、以下のような内容を体系的に学べます。

 

【リクトレの研修プログラム例】
■ 1ヵ月目：プログラミングの基礎
  - コンピュータの仕組み
  - プログラミングの基本概念
  - HTMLとCSSの基礎

■ 2ヵ月目：プログラミング言語の習得
  - JavaまたはPythonの基礎
  - データベースの基本
  - システム開発の流れ

■ 3ヵ月目：実践的な開発演習
  - チームでのシステム開発
  - バージョン管理ツールの使い方
  - テスト手法の基礎

■ 4ヵ月目以降：専門分野の深掘り
  - Web開発またはアプリ開発
  - 実際のプロジェクトを想定した開発演習
  - ポートフォリオ作成

研修期間中も給与が支払われるため、経済的な不安なく学習に専念できます。これは、リクトレを利用する大きなメリットといえるでしょう。

 

個々の特性に合わせたキャリア設計

リクトレでは、それぞれの適性や興味に応じて、最適なエンジニアキャリアを描けるようサポートします。Webアプリケーション開発、スマートフォンアプリ開発、インフラエンジニアなど、多様なキャリアパスの中から、あなたに合った道を見つけられます。

 

無料相談から転職までの流れ

リクトレの利用は、すべて無料です。相談から転職、そして研修まで、費用は一切かかりません。以下の流れで、IT業界への転職を実現できます。

ステップ	内容	所要時間
1. 無料相談の申し込み	Webサイトから簡単に申し込み	3分程度
2. キャリアアドバイザーとの面談	あなたの希望や不安をヒアリング	60分程度
3. 求人紹介	あなたに合った企業を複数紹介	–
4. 応募・選考サポート	履歴書添削、面接対策	–
5. 内定・入社	条件交渉もサポート	–
6. 研修開始	給与をもらいながらスキル習得	3〜6ヵ月

 

ステップ1：無料相談の申し込み

まずは、リクトレのWebサイトから無料相談に申し込みます。名前、連絡先、希望する相談日時を入力するだけで、簡単に予約できます。

ステップ2：キャリアアドバイザーとの面談

専任のキャリアアドバイザーが、あなたの経歴、希望する働き方、IT業界への興味などを丁寧にヒアリングします。「本当に自分にできるか不安」「どんな仕事があるのか知りたい」といった疑問にも、分かりやすく答えてもらえます。

ステップ3：求人紹介

面談の内容をもとに、あなたに合った企業を複数紹介してもらえます。企業の特徴、仕事内容、研修制度、将来のキャリアパスなど、詳細な情報を提供してもらえるため、納得したうえで応募先を選べます。

ステップ4：応募・選考サポート

応募書類の作成から面接対策まで、手厚くサポートしてもらえます。「IT業界未経験で何をアピールすればいいか分からない」という方でも、あなたの強みを引き出し、効果的に伝える方法をアドバイスしてもらえます。

ステップ5：内定・入社

内定が出たら、給与や勤務条件の交渉もキャリアアドバイザーがサポートします。納得できる条件で入社できるよう、最後までしっかりフォローしてもらえます。

ステップ6：研修開始

入社後は、3〜6ヵ月の研修がスタートします。給与を受け取りながら、プログラミングを基礎から体系的に学べます。分からないことがあれば、講師に質問できる環境が整っているため、未経験でも安心して学習を進められます。

リクトレを利用すれば、IT業界への転職という大きな一歩を、確実にサポートしてもらえます。「営業事務も良いけれど、もっと将来性のあるキャリアを築きたい」と考えている方は、まずは無料相談で話を聞いてみることをおすすめします。

 

よくある質問（Q&A）

Q1. 営業事務と一般事務の違いは何ですか？

営業事務は営業部門に所属し、営業担当者のサポートを専門に行います。受発注業務、見積もり作成、顧客対応など、営業活動に直接関わる業務が中心です。一方、一般事務は総務や経理など、さまざまな部門で書類作成やデータ入力などの事務作業全般を担当します。営業事務の方が、より営業活動に近い立場で仕事ができるのが特徴です。

Q2. 営業事務に向いている人の特徴は？

細かい作業を正確にこなせる人、複数の業務を同時に進められる人、コミュニケーションが得意な人が向いています。また、営業担当者や顧客から突然の依頼があっても冷静に対応できる柔軟性も重要です。「人の役に立ちたい」という気持ちが強い方には、やりがいを感じられる仕事でしょう。

Q3. 営業事務の残業は多いですか？

企業や業界によって異なりますが、月末や決算期など繁忙期には残業が発生することがあります。ただし、営業職と比べると残業は少なめで、定時で帰れる日も多い傾向にあります。求人情報を確認する際は、平均残業時間をチェックすることをおすすめします。

Q4. ITエンジニアは本当に未経験から目指せますか？

はい、十分に目指せます。IT業界は深刻な人材不足のため、未経験者を積極的に採用し、自社で育成する企業が増えています。リクトレのように、入社後に3〜6ヵ月かけてプログラミングを学べる制度がある企業なら、未経験でも安心してスタートできます。大切なのは、学ぶ意欲と成長したいという気持ちです。

Q5. 高卒でもITエンジニアになれますか？

もちろんなれます。IT業界では、学歴よりも実際のスキルと成長意欲が重視されます。特に20代であれば、高卒でも未経験でも採用される可能性は十分にあります。リクトレでは、高卒の方に特化した転職支援を行っており、多くの方がITエンジニアとして活躍しています。

Q6. 営業事務とITエンジニア、どちらを選ぶべきですか？

それぞれにメリットがあるため、あなたが何を優先するかによります。営業事務は、定時で帰りやすく、ノルマがないため精神的な負担が少ない仕事です。ただし、給与の大幅アップやキャリアアップは期待しにくい面があります。

一方、ITエンジニアは、未経験からでも高収入を目指せ、キャリアの選択肢も豊富です。最初は学習が必要ですが、長期的に見れば安定したキャリアと収入を得られる可能性が高いでしょう。将来のキャリアや収入を重視するなら、ITエンジニアという選択肢も検討してみる価値があります。

Q7. リクトレの利用に費用はかかりますか？

いいえ、リクトレのサービスはすべて無料で利用できます。相談から求人紹介、選考対策、入社後の研修まで、一切費用はかかりません。安心してご利用ください。

 

まとめ

営業事務は、営業担当者をサポートする重要な役割を担う仕事です。受発注業務、見積もり作成、顧客対応、資料作成など、多岐にわたる業務を通じて、営業活動の円滑化に貢献します。

基本的なPCスキルとコミュニケーション能力があれば、未経験からでも挑戦できる職種であり、高卒の方にも門戸が開かれています。定時で帰りやすく、ノルマがないため、プライベートとの両立もしやすいでしょう。

ただし、長期的なキャリアや収入面を考えると、営業事務には限界があることも事実です。もし「安定した仕事がしたいけれど、将来的な収入やキャリアアップも大切にしたい」と考えているなら、ITエンジニアという選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。

ITエンジニアは、ノルマや営業色がない技術職でありながら、高収入とキャリアアップの可能性が大きい職種です。未経験からでも、適切なサポートを受けることで確実にスキルを身につけられます。

リクトレでは、高卒・未経験の方に特化したIT業界への転職支援を行っています。給与をもらいながら3〜6ヵ月かけてプログラミングを学べる充実した研修制度があり、安心してITエンジニアへの道をスタートできます。

営業事務への転職も、ITエンジニアへの転職も、それぞれに魅力があります。大切なのは、あなたが何を優先し、どんなキャリアを築きたいかです。まずはリクトレの無料相談で、あなたの希望や不安を相談してみてください。専任のキャリアアドバイザーが、あなたに最適なキャリアを一緒に考えてくれるはずです。

将来のあなたが「あのとき一歩踏み出して良かった」と思える選択をするために、今できることから始めてみませんか。