【高卒・未経験OK】営業事務への転職より将来性があるIT業界という選択肢
向いてる仕事

「ノルマがなくて、安定していて、プライベートも充実できる仕事がしたい」そう考えて営業事務への転職を検討している方も多いのではないでしょうか。
確かに営業事務は未経験でもチャレンジしやすく、営業のようなノルマもありません。しかし、20代という貴重なキャリア形成の時期に、本当に営業事務が最適な選択肢なのでしょうか。
実は、同じように「ノルマがない」「安定している」「プライベートを充実させられる」という条件を満たしながら、より高い収入と将来性を実現できる選択肢があります。それがIT業界のエンジニア職です。
この記事では、営業事務への転職を考えている方に向けて、IT業界という新たな選択肢をご紹介します。
この記事でわかること
営業事務は未経験可だが将来性に課題あり
営業事務は確かに未経験からチャレンジしやすい職種です。多くの企業が「未経験可」として募集しており、特別な資格やスキルがなくても応募できるのが魅力といえるでしょう。
しかし、入りやすいということは、それだけ競争が激しいということでもあります。そして、入社後のキャリア形成という観点では、いくつかの課題が存在します。
営業サポート職の給与水準
営業事務を含む営業サポート職の給与水準は、残念ながら決して高いとはいえません。
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、一般事務職の平均月収は約22万円程度。年収にすると300万円前後となります。これは全職種の平均と比較しても低い水準です。
| 職種 | 平均月収 | 推定年収 |
|---|---|---|
| 営業事務・一般事務 | 約22万円 | 約300万円 |
| ITエンジニア(プログラマー) | 約30万円 | 約420万円 |
| 全職種平均 | 約31万円 | 約433万円 |
もちろん、「お金がすべてではない」という考え方もあります。しかし、将来的に結婚や子育て、マイホームの購入などを考えたとき、収入の差は生活の質に直結します。20代のうちに、長期的な視点でキャリアを選択することが重要です。
キャリアアップの選択肢が限られる理由
営業事務の仕事は、受発注管理、見積もり作成、納期調整、資料作成といった営業補佐が中心です。これらの業務は確かに営業活動を支える重要な役割ですが、専門性を高めにくいという課題があります。
具体的には以下のような理由から、キャリアアップの選択肢が限られてしまうのです。
【営業事務のキャリア上の課題】
1. 代替可能性が高い
→ 業務がマニュアル化されやすく、誰でもできる仕事と見なされがち
2. 専門性を証明しにくい
→ 資格や実績で差別化することが難しい
3. 昇給・昇進の機会が少ない
→ 管理職のポストが限られており、長く勤めても給与が大きく上がりにくい
4. 転職時の評価が低い
→ 他社でも通用する「スキル」として評価されにくい
もちろん、営業事務として長く働き、チームリーダーやマネージャーになる道もあります。しかし、そのポストは非常に限られており、多くの人が同じポジションを目指すため、キャリアアップの難易度は高いといえるでしょう。
営業事務の仕事内容を再確認
ここで改めて、営業事務の具体的な仕事内容を確認してみましょう。
受発注・見積もり・納期調整の業務
営業事務の中心となる業務が、受発注業務です。顧客からの注文を受け、社内の関係部署に伝達し、納期を調整するという一連の流れを管理します。
具体的な業務内容は以下の通りです。
| 業務内容 | 具体的な作業 |
|---|---|
| 受注管理 | 顧客からの注文内容を確認し、システムに入力する |
| 見積もり作成 | 営業担当者の指示に基づき、見積書を作成する |
| 納期調整 | 製造部門や物流部門と連携し、納期を確定する |
| 在庫確認 | 受注可能かどうか在庫状況をチェックする |
| 請求書発行 | 商品やサービスの提供後、請求書を作成・送付する |
これらの業務は、正確性とスピードが求められます。ミスがあれば顧客に迷惑をかけてしまうため、細心の注意を払って作業する必要があります。
資料作成・顧客対応・営業補佐の役割
受発注業務以外にも、営業事務にはさまざまな役割があります。
資料作成業務では、営業担当者が顧客へのプレゼンテーションで使用する提案資料や、契約書類、報告書などを作成します。ExcelやPowerPointなどのPCスキルが必要とされる場面です。
顧客対応業務では、電話やメールでの問い合わせ対応、来客対応などを行います。ここでコミュニケーション能力が活きてきます。顧客からの急な要望や変更依頼にも柔軟に対応し、営業担当者との橋渡し役となることが求められます。
営業補佐業務としては、営業担当者のスケジュール管理、会議の設定、出張手配なども担当します。営業担当者が本業に集中できるよう、あらゆる側面からサポートするのが営業事務の重要な役割です。
これらの業務を通じて、「人の役に立っている」という実感は得られるでしょう。しかし、あくまで「サポート役」であり、自分自身が前面に立って成果を出す立場ではないという点は理解しておく必要があります。
20代の転職で考えるべきキャリアの将来性
20代は、キャリア形成において最も重要な時期です。この時期にどのような選択をするかで、30代、40代の働き方や収入が大きく変わってきます。
PCスキルだけでは差別化が難しい
営業事務の求人でよく見る条件が「PCスキル」です。Word、Excel、PowerPointなどの基本的なPCスキルがあれば応募できる、という企業は多いでしょう。
しかし、ここに落とし穴があります。PCスキルは今や誰もが持っている基本スキルになってきているのです。
若い世代であれば、学校教育でパソコンの基本操作を学んでいますし、スマートフォンの普及により、デジタル機器への抵抗感も少なくなっています。つまり、「PCスキルがある」というだけでは、他の候補者との差別化が難しく、市場価値を高めることができないのです。
もちろん、ExcelのVBAやマクロを使いこなせる、といった高度なスキルがあれば話は別です。しかし、そこまでのスキルを身につけるなら、同じ努力でプログラミングを学び、ITエンジニアとしてのキャリアを築いた方が、はるかに高い市場価値を得られます。
コミュニケーション能力を活かせる他の職種
「私はコミュニケーション能力に自信がある」という方もいるでしょう。確かに、営業事務ではコミュニケーション能力が重要です。顧客対応や社内調整において、円滑なコミュニケーションは欠かせません。
しかし、コミュニケーション能力を活かせる職種は営業事務だけではありません。
【コミュニケーション能力を活かせる職種】
■ カスタマーサクセス
顧客の成功を支援し、長期的な関係を構築する職種。
SaaS企業などで需要が高く、年収も営業事務より高い傾向。
■ ITエンジニア(特にシステムエンジニア)
クライアントの要望をヒアリングし、システムに落とし込む。
技術力とコミュニケーション能力の両方が評価される。
■ プロジェクトマネージャー
チームメンバーをまとめ、プロジェクトを推進する。
ITエンジニアとしての経験を積んだ後に目指せる高収入職。
特に注目したいのが、ITエンジニアでもコミュニケーション能力が非常に重要という点です。「エンジニアは一人で黙々とコードを書く仕事」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際には違います。
システムエンジニアは顧客の課題をヒアリングし、最適なソリューションを提案します。チーム開発では、メンバーと密にコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めます。つまり、コミュニケーション能力は、IT業界でも大いに活かせるスキルなのです。
そして、IT業界では技術力とコミュニケーション能力の両方を持つ人材は非常に高く評価されます。給与面でも、営業事務とは比較にならないほどの待遇を期待できるでしょう。
IT業界なら高卒・未経験でも高収入を目指せる
「でも、IT業界って難しそう」「プログラミングなんてやったことない」そう感じる方も多いでしょう。しかし、実はIT業界こそ、学歴や経験に関係なく、実力次第で高収入を目指せる業界なのです。
ITエンジニアの平均年収と成長性
ITエンジニアの平均年収は、営業事務と比較してかなり高い水準にあります。
経済産業省の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、IT業界全体の平均年収は約598万円。これは全産業平均の約443万円を大きく上回る数字です。
さらに注目すべきは、年齢を重ねるごとに年収が上昇していくという点です。
| 年齢層 | 営業事務の平均年収 | ITエンジニアの平均年収 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 20代 | 約280万円 | 約360万円 | +80万円 |
| 30代 | 約320万円 | 約480万円 | +160万円 |
| 40代 | 約340万円 | 約600万円 | +260万円 |
※各種統計データより推定
20代では約80万円の差ですが、40代になると260万円もの差が生まれます。これは、ITエンジニアが経験を積むことで専門性が高まり、市場価値が上がっていくためです。
一方、営業事務は経験年数が増えても、給与の伸びが限定的です。10年働いても、20年働いても、年収が大きく変わらないというケースも珍しくありません。
また、IT業界は今後も成長が見込まれる分野です。経済産業省の試算では、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。つまり、ITエンジニアは今後ますます需要が高まり、待遇も向上していくと考えられます。
技術力で評価されるキャリアパス
IT業界の大きな魅力は、学歴や年齢ではなく、技術力で評価されるという点です。
営業事務では、どれだけ頑張っても「事務職」という枠組みの中での評価になります。しかし、ITエンジニアは違います。身につけた技術力が直接的に評価され、それが給与やキャリアに反映されるのです。
【ITエンジニアのキャリアパス例】
入社1年目:プログラマーとして基礎的な開発業務を担当
年収:約350万円
入社3年目:一人で機能開発を任されるようになる
年収:約450万円
入社5年目:チームリーダーとして後輩の指導も担当
年収:約550万円
入社7年目:プロジェクトマネージャーやシステムエンジニアに
年収:約650万円〜800万円
入社10年目:技術責任者、または専門性を活かしフリーランスへ
年収:約800万円〜1000万円以上
このように、ITエンジニアは明確なキャリアパスがあり、努力次第で着実にステップアップしていけます。また、技術力を磨けば、会社に縛られずフリーランスとして独立する道も開けます。
さらに、IT業界では転職も盛んです。スキルを身につければ、より良い条件の企業に転職することも容易になります。つまり、自分の市場価値を自分でコントロールできるのがITエンジニアという職種なのです。
未経験からITエンジニアになる不安を解消
ここまで読んで、「IT業界に興味が出てきた」という方もいるでしょう。しかし同時に、「本当に未経験の自分にできるのだろうか」という不安も感じているかもしれません。
その不安、よく分かります。しかし、実は多くのITエンジニアが未経験からスタートしているのです。
プログラミング未経験でも大丈夫な理由
「プログラミングは理系の人がやるもの」「数学が得意じゃないと無理」そう思っていませんか。これは大きな誤解です。
確かに、高度な数学知識が必要な分野もありますが、一般的なWebアプリケーション開発やシステム開発では、複雑な数学はほとんど使いません。必要なのは、論理的に考える力と問題を解決しようとする姿勢です。
実際に、文系出身のエンジニアは数多くいます。営業職から転職してエンジニアになった人、事務職から転身した人、アルバイトから正社員エンジニアになった人など、経歴はさまざまです。
重要なのは、学ぶ意欲と継続する力です。プログラミングは、最初は難しく感じるかもしれません。しかし、基礎を一つずつ積み重ねていけば、誰でも習得できるスキルなのです。
【プログラミング学習の3つのポイント】
1. 基礎文法を繰り返し練習する
→ 最初の2〜3ヶ月は基礎固めに集中
2. 実際に手を動かして作る
→ 理論だけでなく、実際にコードを書いて学ぶ
3. エラーを恐れない
→ エラーは学習の一部。解決することで成長できる
また、プログラミングは「一度学べば終わり」ではありません。技術は日々進化しており、エンジニアは常に学び続ける必要があります。しかし、これは見方を変えれば、誰もが同じスタートラインに立てるということでもあります。
新しい技術が登場したとき、ベテランも新人も同じように学びます。学ぶ姿勢さえあれば、未経験からでも十分に追いつき、追い越すことも可能なのです。
研修制度がある企業を選ぶ重要性
未経験からITエンジニアを目指す場合、最も重要なのが研修制度がしっかりしている企業を選ぶことです。
残念ながら、IT業界には「未経験歓迎」と謳いながら、実際には十分な教育をせず、現場に放り込んでしまう企業も存在します。そうした企業に入社してしまうと、スキルが身につかないまま時間だけが過ぎてしまい、結局は転職を繰り返すことになりかねません。
逆に、きちんとした研修制度がある企業を選べば、未経験からでも確実にスキルを身につけることができます。
良い研修制度の特徴は以下の通りです。
| チェックポイント | 理想的な内容 |
|---|---|
| 研修期間 | 3ヶ月以上の充実したカリキュラム |
| 研修内容 | 基礎文法から実践的な開発まで体系的に学べる |
| 講師の質 | 現役エンジニアが直接指導してくれる |
| 実践機会 | チーム開発や実際のプロジェクトに参加できる |
| 給与 | 研修中も給与が支給される |
特に重要なのが、研修中も給与が支払われるという点です。プログラミングスクールに通うと、数十万円から100万円以上の費用がかかることもあります。しかし、研修制度がある企業なら、お金を払うどころか、給与をもらいながらスキルを習得できるのです。
また、研修を担当する講師が現役のエンジニアであることも重要です。最新の技術動向や実務で使えるノウハウを、直接学ぶことができます。
つまり、企業選びが未経験からの成功を左右するといっても過言ではありません。しっかりとした研修制度を持つ企業を選ぶことが、ITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせる第一歩なのです。
まとめ:20代のキャリア選択は将来を大きく左右する
営業事務への転職は、確かに未経験でもチャレンジしやすく、ノルマもない安定した仕事です。しかし、給与水準やキャリアアップの観点では、残念ながら将来性に課題があることも事実です。
一方、IT業界のエンジニア職は、同じように「ノルマがない」「定時で帰れる企業も多い」「プライベートも充実できる」という条件を満たしながら、はるかに高い収入と将来性を実現できます。
20代という貴重な時期に、どのような選択をするかで、30代、40代の人生が大きく変わります。「安定」を求めるあまり、将来の可能性を狭めてしまうのはもったいないことです。
IT業界は、学歴や経験に関係なく、実力次第でキャリアを築ける数少ない分野です。「人の役に立ちたい」という思いを持っているあなたなら、ITの技術で多くの人や企業を支えることができるはずです。
営業事務への転職を決める前に、一度IT業界という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
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