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25歳非正規「派遣か正社員か…この生活からはもう抜け出せない?」にプロが真剣に答えてみた【リクトレ相談室】

相談室

最終更新日:2026年7月24日

本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています

派遣か正社員かで悩む20代の男性のイメージ

ひとことポイント
25歳なら「もう派遣から抜け出せない」と決めるのはまだ早すぎます。今の状況や譲れない価値観など、落ち着いて整理して動くことで希望の働き方に近づけますよ。

ネットやSNSを見ていると、「このままずっと派遣で働きつづけるのかな…もう抜け出せないかもしれない」というリアルな悩みをたくさん見かけます。

 

そこで『リクトレ相談室』では、そういった生々しいお悩みをピックアップ。転職市場のデータや創立20周年を迎えるシステム開発会社の視点から、綺麗事なしの本音のアドバイスをお届けします。

 

今回の相談者はこちら。

【今回の相談者:Aさん】

■ 年齢・状況:25歳・男性・専門卒。最初に入った会社を数日で辞めることになり、その後は非正規の仕事を転々。今は二重派遣のような形で働いていて、実家暮らしだけど貯金はほとんどありません。

■ お悩み内容:「長いこと流されるように非正規の仕事を続けてきてしまいましたが、正社員の友人から『そのままじゃまずい、認識が甘い。今後のことを考えろ』と言われました。正しいとはわかっているのですが、重い気持ちになってつい苛立った態度を取ってしまい…。今さら派遣からはもう抜け出せない気がするし、正社員になっても環境が悪かったら意味がない。そう考えると、どうしても動けなくて悩んでいます…」

 

「これ、まさに自分のことだ…!」と感じた方も多いのではないでしょうか?

 

この記事では、Aさんが動けずにいる理由を整理したうえで、自分らしさを活かした形で正社員を目指せる可能性と、失敗しない求人の見極め方を解説していきます。

 

最後の章では、ブラック企業を避けながら希望の仕事を探す方法もアドバイスしているので、ぜひ参考にしてください。

 

▼ 焦って動く前に、まず現状を話せる場所を

既卒・フリーター・第二新卒の支援に特化した『UZUZ第二新卒』。完全無料で、二重派遣のような働き方から抜け出したいけれど職種すら決めきれていない、という段階からでも気軽に相談できます。

 

 

「認識が甘い」と言われても動けないのは過去の経験が原因

 

友人に「危機感が足りない」と言われた瞬間、頭では正しいとわかっていても、すぐには受け入れられなかったのだろうと思います。それは甘えではなく、過去の経験がブレーキをかけているだけかもしれません。

 

最初の会社の数日での離職が次の一歩のブレーキになっている

Aさんのように、最初の会社を数日で辞めることになった経験は、「自分は社会でやっていけないのかもしれない」という不安を残しやすいものです。

 

ただ、入社して数日での解雇は、多くの場合本人の能力より、受け入れ側の教育体制や配属の見立てが原因で起きます。短期間で見切りをつける会社側にも問題があったと考えるほうが自然です。

 

尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長)

私たちSIer(システム開発を請け負う側の企業)から見ても、入社して数日でのミスマッチは、教育担当を用意できていない、業務内容を正しく伝えられていないなど、受け入れ側の準備不足が原因であるケースが多いんですよね。数日で見切られた経験は、SIer側からすると「相性が合わなかった会社に当たった」だけの話で、気にする必要はありませんよ!

 

「正社員=ブラックかも」という恐怖が行動を止める理由

もうひとつの不安は、「せっかく正社員になっても、環境が悪ければ今より苦しくなる」という恐怖です。この恐怖は悪いことばかりでもなく、求人を選ぶ段階で慎重になれるという利点もあります。

 

ブラックにたいする恐怖を「求人を見極める力」に変える方法を知っておく必要があります。

 

👉

動けない原因は危機感のなさではなく、過去の失敗と環境への恐怖です。ここを理解すると、次に何をすべきかが見えてきます。

 

 

25歳・専門卒・職歴に自信がなくても正社員を狙える理由

 

友人は「派遣から正規雇用になった人は一人もいない」と言いましたが、これは友人の周りだけの話であって、市場全体のデータとは違います。

 

「派遣から正社員になれない」という思い込みが崩れる根拠

非正規から正社員への転換は、業界や年齢によって難易度が大きく変わります。特に人手不足が深刻な業界では、20代であることそのものが評価され、職歴の空白より今後の伸びしろで採用が決まる傾向にあります。「派遣から抜け出せた人を見たことがない」という友人の実感は、あくまで友人の職種・業界での話です。

 

リモートなど柔軟な形の勤務がしやすいIT業界という選択肢

経済産業省が2019年に行った調査では、2030年にIT人材が最大で約79万人不足すると試算されています。人手が足りない領域では、未経験者を採用して育てる企業が増えており、職種によっては勤務時間の融通が利きやすく、リモートワークが普及しているのも特徴です。

 

時間の余裕以外にも、こうした働き方の自由にも注目してみましょう。



 

👉

25歳・専門卒という条件は、正社員を諦める理由にはなりません。業界を選べば、自由な時間を守ったまま正社員を目指せます

 

 

二重派遣を続けながら、ホワイトな正社員求人だけを見極める方法

 

Aさんのように貯金がない状態でいきなり派遣を辞めるのは、リスクが大きすぎます。今の仕事を続けながら、ホワイトな求人だけを選び取る動き方を知っておきましょう。

 

自由な時間を守るために書き出す、譲れない条件

まず紙かスマホのメモに、譲れない条件を書き出してください。「残業は月20時間まで」「土日は必ず休みたい」など、自由な時間に関わる条件を具体的にするほど、求人を見たときの判断が速くなります。条件が曖昧なままだと、焦って目の前の求人に飛びついてしまいがちです。

 

求人票の「ブラック度」を一人で判断しないコツ

求人票の文言だけで職場環境を見抜くのは、実は転職のプロでも簡単ではありません。「アットホームな職場です」という一文が、良い意味にも悪い意味にも使われるのはよくある話です。だからこそ、求人票の行間を読み慣れているエージェントに、気になる求人を一緒に見てもらうという動き方が現実的です。

 

👉

派遣を辞める前に、譲れない条件を書き出し、求人票の行間はプロと一緒に確認する。この2つで、環境選びの失敗はかなり減らせます。

 

 

すべてを自分で計画しなくていい理由

友人の一言で、行きづまったような気持ちになってしまったかもしれませんが、完璧な仕事にいきなり就ける人などいません。

 

ひとりで考え続けるのではなく、まずは小さなことから動いてみましょう。

完璧な計画より、先に動くという順番

「いつまでに何をするか」を一人で決め切ってから動こうとすると、多くの場合そこで止まります。先に少しだけ動いて情報を集め、そのうえで計画を組み立てるほうが、現実的な計画になります。動く順番を変えるだけで、止まっていた足が動き出すことがあります。

 

プロと一緒に決める「納得できる次の一歩」

友人に見せるための計画書ではなく、自分が納得できる次の一歩を、プロと一緒に整理する方法があります。今の状況や、自由な時間を手放したくないという希望をそのまま話すところから始めれば十分です。

 

尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長)

未経験からITを含めた職種を目指す方の中には、教材を何冊も買って独学の計画を一人で立てようとして、結局中盤で手が止まってしまうケースを何度も見てきました。私たちSIerから見ても、計画は自分一人で完璧に作るものではなく、プロと一緒に育てていくほうがずっと現実的なんですよね。

 

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既卒やフリーター、二重派遣のような働き方からの相談に慣れたエージェントなら、職種すら決まっていない今の状態でも話しやすいでしょう。まずは友人にぶつけられなかった本音を、そのまま話してみてください。

 

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伊藤雄介

この記事の監修者伊藤雄介

  • 国家資格キャリアコンサルタント(登録番号:20038298)
  • 東京ITスクール 7つの習慣ファシリテーター
リクトレ編集部

この記事の編集者リクトレ編集部

IT転職・就活に特化したメディア「リクトレ」の編集部。未経験からのキャリアチェンジに役立つ情報を発信しています。

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