未経験からIT転職は可能?成功する条件とステップを完全解説

IT業界に転職したい

最終更新日:2026年5月19日

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IT会社員イメージ

ひとことポイント
未経験からIT転職は可能。カギは「職種選び」「研修付き求人の活用」「転職エージェントへの早期登録」の3点。20代であれば毎月内定者が出ている業界です。

 

「未経験でもIT転職ってできるの?」「スキルがないと厳しいのでは…」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

 

結論からお伝えすると、未経験からのIT転職は十分に可能です。経済産業省の試算では、2030年にはIT人材が最大79万人不足するとされており、多くのIT企業が「未経験でも育てる採用」に積極的に動いています。

 

本記事では、未経験からIT転職を成功させるための職種選び・ロードマップ・おすすめエージェントまで、知っておくべきことをすべてまとめました。「何から始めればいいかわからない」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

未経験からIT転職は本当にできる?現実を正直に解説

「IT転職は未経験でも大丈夫」とよく言われますが、実際のところはどうなのでしょうか。正直に解説します。

 

IT業界では現在、深刻な人材不足が続いています。経済産業省「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると試算されています。この状況を背景に、IT企業の多くが「未経験でもポテンシャルで採用し、入社後に育てる」方針に転換しています。

 

実際、求人サイトを見れば「未経験OK・研修あり」のIT求人は毎日大量に掲載されています。特に20代であれば、今がIT転職の最大のチャンスといっても過言ではありません。

IT転職で成功しやすい人の特徴

ただし、誰でも簡単にというわけではありません。成功しやすい人には共通した特徴があります。

 

  • 「なぜIT転職したいのか」を自分の言葉で説明できる
  • 論理的に物事を考えるのが苦でない
  • 素直に吸収できる(前職のやり方にこだわらない)
  • 迷っても行動できる

 

逆に、「なんとなくITがよさそう」「情報収集だけしていてなかなか動けない」という方は少し立ち止まって考えてみてください。IT転職で大切なのは、スペックよりも「なぜITなのか」を言語化できるかどうかです。

未経験転職を阻む3つの壁と対処法

未経験からIT転職を目指す方が感じる壁は、大きく3つあります。

 

よくある壁 実態 対処法
スキルがない 研修付き求人なら入社後に教えてもらえる 研修制度ありの求人に絞って応募する
年齢が心配 20代なら未経験採用の対象内 早めに動くほど選択肢が広がる
お金が不安 研修中も給与が出る求人が多数ある 「研修あり・給与保証あり」の求人を選ぶ

 

「スキルがないから転職活動を始められない」と考える方は多いですが、IT業界の研修付き求人は入社してから学ばせてもらえる仕組みになっています。準備が整ってから動こうとすると、それだけ年齢が上がって選択肢が狭まります。まず動いてみることが、IT転職の最初の一歩です。

 

監修者 尚和聡美

監修者コメント|尚和 聡美(システムエンジニア・Webマーケター)

私自身も、IT知識ゼロの状態からシステムエンジニアとしてIT業界に飛び込みました。当時は「自分にできるのか」という不安しかありませんでしたが、入社後の研修でゼロから学ぶことができました。その後、ITコンサルタント・IT営業・事業部運営とキャリアを積んでこられたのも、最初の一歩を踏み出したからこそです。未経験で挑戦するなら、研修制度が充実した会社を選ぶことが成功の近道だと実感しています。

 

 

IT業界の仕事・職種マップ

「IT転職したい」と思っても、IT業界には多様な仕事があるため、どの職種を目指せばいいか迷ってしまう方が多いです。まず全体像を掴んでおきましょう。

 

IT系の仕事は大きく「開発・技術系」と「非開発・サポート系」の2種類に分かれます。

 

種類 代表的な職種 未経験のしやすさ リモートワーク
開発・技術系 SE・プログラマーインフラエンジニア ◎ 研修付き求人が豊富 ○ 多い
非開発・サポート系 IT事務・ITサポート・ヘルプデスク ◎ 完全未経験でも入りやすい △ 職種による

 

「プログラミングに興味がある」なら開発系、「まずIT業界に入りたい・パソコン作業なら得意」なら非開発系から始めるのがおすすめです。どちらのルートでも、IT業界に入ってしまえばそこからキャリアを広げることができます。

 

また、IT業界全体の特徴としてリモートワークのしやすさ・残業の少なさが挙げられます。完全リモートや週3出社といった働き方を実現している人も多く、「将来的に働き方を変えたい」という動機でIT転職を目指す方も少なくありません。

 

 

 

未経験からなれる職種ランキング

未経験でIT転職を目指すなら、最初に「どの職種を目指すか」を決めることが最重要です。ここでは未経験からの入りやすさ・年収の伸び代・求人数を総合して4職種をランキングしました。

1位:SE・プログラマー(システムエンジニア)

向いている人 向いていない人
論理的思考が得意・粘り強く取り組める・学び続けられる 細かい作業が苦手・すぐに結果を求めたい

 

未経験IT転職の王道ルートです。研修付き・給与ありで学べる求人がIT業界で最も多く、入社後の年収アップ幅も最大クラスです。

 

「プログラミングに興味がある」「論理的に考えるのが好き」という方はぜひ検討してみてください。入社直後の給与は240〜300万円前後が多いですが、3〜5年でエンジニアとして成長すれば400万〜500万円台も現実的です。

 

SEの仕事は、お客さんの要望をヒアリングしてシステムを設計・開発するのが主な業務です。チームで動くことが多く、コミュニケーション力も求められます。「一人でパソコンに向かうだけ」というイメージは実際と違い、人と関わりながら仕事を進めていくのが特徴です。

 

監修者 尚和聡美

監修者コメント|尚和 聡美(システムエンジニア・Webマーケター)

私のキャリアのスタートはプログラマーでした。入社後の研修でプログラミングの基礎を学んだので、初めての現場でもどうにかやっていけました。自分で制作したアプリがリリースされた時の感動は今でも忘れられません。「職人」のイメージがあるかもしれませんが、チームでの仕事なので、コミュニケーション力が高い人が伸びていく職種だと感じています。

2位:IT事務・社内SE補助

向いている人 向いていない人
PCが得意・細かい作業が苦でない・まずIT業界を体験したい 技術職でガンガン稼ぎたい・早期に年収アップしたい

 

PCの基本操作ができれば入りやすく、完全未経験でも採用される求人が多い職種です。「まずIT業界に足を踏み入れたい」「いきなり開発は不安」という方に向いています。

 

主な業務はデータ入力・資料作成・社内システムの管理補助など。開発の知識がなくてもできる業務が多く、IT業界未経験者の入口として最も間口が広い職種のひとつです。

 

また、IT事務として入社してから社内でエンジニアへキャリアチェンジするケースも珍しくありません。「IT事務はやめとけ」という声も一部にありますが、うまく活用すればIT転職の入口として非常に有効です。将来的にエンジニアを目指すなら、IT事務から入って社内でスキルを積むルートも選択肢のひとつです。

 

監修者 尚和聡美

監修者コメント|尚和 聡美(システムエンジニア・Webマーケター)

時短勤務を希望していた時期に、IT事務も経験しています。働き方の融通が利きやすく、ライフスタイルに合わせて仕事を続けやすい印象がありました。「今は稼ぐより働き方を優先したい」という時期に選ぶ職種としても、IT事務は現実的な選択肢だと思います。

 




3位:インフラエンジニア

向いている人 向いていない人
丁寧・正確に作業できる・コツコツ取り組める・プログラミングより設定作業が好き 派手なものを作りたい・アウトプットが見えないと辛い

 

サーバー・ネットワークの構築・運用を担う職種です。プログラミングが苦手でもOKで、「手順書通りに正確に作業できる」「細かい確認作業が得意」という方に向いています。研修付き求人も増えており、未経験から狙いやすくなっています。

 

インフラエンジニアの魅力は、クラウド技術(AWSなど)の需要が急増しており、スキルを積めば年収が大きく伸びやすい点です。地道な作業が得意な方にはSEより向いているケースも多く、隠れた狙い目の職種といえます。

4位:ITサポート・ヘルプデスク

向いている人 向いていない人
人の役に立つのが好き・コミュニケーションが得意・説明が丁寧と言われる 技術を深く極めたい・早期に年収を上げたい

 

IT系の仕事の中で最も間口が広い職種です。社内の問い合わせ対応・PC設定のサポートなどが主な業務で、IT知識よりもコミュニケーション能力が重視されます。「とにかくIT業界に入りたい・将来的にエンジニアを目指したい」という方の踏み台として活用されることが多いです。

 

ただし、年収の伸び代は他の職種に比べて小さい傾向があります。「まずIT業界に入る→数年後にエンジニアや社内SEへ転換する」という明確なキャリアプランを持って臨むことが大切です。

 

 

IT転職で目指せる年収は?

「IT転職したら年収はどう変わるの?」これが気になる方は多いと思います。現実的な数字でお伝えします。

未経験スタートの年収推移(SE・エンジニア系)

フェーズ 年収目安 ポイント
未経験入社直後 240〜300万円 研修期間中は低めのことも
3年目 350〜430万円 スキルがつき一気に上がりやすい
5年目 400〜520万円 転職で年収アップを狙えるフェーズ
10年目以降 500〜700万円以上 専門性次第で青天井

 

「IT転職したら即年収アップ」というよりは、2〜3年後から本格的に上がり始めるイメージが正確です。ただし、他業種と比べると年収の伸び代は圧倒的に大きく、「年収600万円を目指したい」という方にとってIT転職は最も現実的なルートの一つといえます。

 



職種別・年収のリアル比較

同じIT業界でも、職種によって年収の水準は異なります。

 

職種 未経験スタート時 5年後の目安 特徴
SE・プログラマー 240〜300万円 400〜520万円 伸び代が最大。スキル次第で青天井
インフラエンジニア 240〜300万円 380〜500万円 クラウドスキルで大きく伸びる
IT事務 240〜280万円 380〜450万円 安定しているが年収の伸びは小さめ
ヘルプデスク 240〜280万円 360〜440万円 入口として活用し次のステップへ

※ 年収は目安です。出典:Geekly(ギークリー)・求人ボックス(2026年)

 

年収アップを最優先に考えるならSE・プログラマー、またはインフラエンジニアを目指すのが近道です。IT事務・ヘルプデスクは入りやすい反面、年収の上限が比較的低いため、数年後のキャリアチェンジを見据えた計画を立てておくことをおすすめします。

 


 

 

未経験からIT転職を成功させる4ステップ

「転職したい気持ちはあるけれど、何から始めればいいかわからない」という方のために、IT転職までの流れを4ステップで整理しました。

STEP 1:目指す職種を決める

「IT転職したい」という気持ちだけでは、採用担当者に熱意が伝わりません。SE・インフラ・IT事務のどれを目指すのかを先に決めておきましょう。このページの職種ランキングを参考に、自分の性格・得意なことに合ったものを選ぶのがポイントです。

 

迷ったときの判断基準はシンプルです。「5年後に年収を大きく上げたい」ならSEかインフラ、「まずリスクなくIT業界に入りたい」ならIT事務やヘルプデスクから始めるのが現実的です。

STEP 2:スキルを身につける手段を選ぶ

スキルを身につける手段は大きく2つあります。

 

  • 研修付き求人に応募する:入社後に会社がスキルを教えてくれます。給与をもらいながら学べるため、金銭的なリスクがありません。完全未経験の方にとって最もおすすめの方法です。
  • プログラミングスクールに通う:入社前に自力でスキルをつける方法です。費用はかかりますが、転職先の選択肢が広がります。

 

完全未経験の方なら、まずは研修付き求人を探すことを強くおすすめします。収入が途切れず、リスクなくIT業界に入れるためです。「スクールに通ってから転職しよう」と考えると、数十万円の費用と数ヶ月の時間がかかります。研修付き求人なら、それをゼロにできます。

STEP 3:転職エージェントに登録する

求人サイトだけで独力で探すのは非効率です。未経験に強いIT転職エージェントに登録すれば、自分に合った求人を紹介してもらえる上に、書類添削・面接対策まですべて無料でサポートしてもらえます。

 

1社だけでなく、2〜3社に同時登録して比較検討するのがコツです。エージェントによって保有する求人の傾向が異なるため、複数登録することで選択肢を最大化できます。

 

初回面談では「未経験でも応募できる求人を探している」「研修制度が充実した企業に絞りたい」と明確に伝えることが大切です。エージェントはあなたの希望に合わせて求人を絞り込んでくれます。

 

監修者 尚和聡美

監修者コメント|尚和 聡美(システムエンジニア・Webマーケター)

エージェントを使えば、未経験でも研修が充実した会社に絞って効率よく探せるので、使わない手はないと思います。弊社の人事に確認しても、今はほとんどがエージェント経由での採用とのこと。自分に合うエージェントを見つけることが、IT転職成功の近道だと感じています。

STEP 4:面接・内定を取る

未経験の面接では、スキルよりも「意欲・ポテンシャル・素直さ」が重視されます。「なぜIT転職したいのか」「入社後にどう成長したいか」を自分の言葉でしっかり伝えられるよう準備しておきましょう。

 

面接でよく聞かれる質問と、準備しておくべきポイントは次の3点です。

 

  • 「なぜIT業界を選んだのか?」→ 安定・将来性・働き方など、自分なりの理由を具体的に
  • 「未経験でも大丈夫という自信は?」→ 学ぶ意欲・過去の経験からの強みを伝える
  • 「入社後にどうなりたいか?」→ 3年後・5年後のキャリアイメージを持っておく

 

 

 

未経験OKのIT転職エージェントおすすめ

IT転職エージェントは数十社ありますが、未経験者に強いエージェントは限られています。選ぶ際のポイントは次の3つです。

 

  • 未経験・第二新卒の採用実績があるか
  • IT業界の求人に特化しているか
  • 研修付き求人を多く保有しているか

 

また、エージェントを選ぶ際は「面談の質」も重要です。初回面談で「とりあえず応募してみましょう」とだけ言ってくるエージェントより、あなたのキャリアの悩みをじっくりヒアリングしてくれるエージェントの方が、長い目で見て信頼できます。

 

まずは気になるエージェントに登録して、どんな求人があるか確認してみましょう。複数登録して比較するのがおすすめです。

 

 

 

「IT転職やめとけ」は本当?よくある不安を解消

IT転職を検討していると「やめとけ」「ブラックが多い」という声を耳にすることがあります。実際のところはどうなのでしょうか。よくある不安を一つずつ解消していきます。

ブラック企業が多い?

SES客先常駐)や一部の小規模開発会社でブラックな環境があるのは事実です。ただし、転職エージェントを活用すれば事前に労働条件・離職率・残業時間を確認できます。エージェントなしで求人サイトだけで探すよりも、はるかに安全に転職できるため、エージェントの利用は必須といえます。

 

転職したら収入が下がる?

未経験スタートの場合、入社直後は現職より年収が下がるケースがほとんどです。ただし、これは一時的なものです。研修期間を経てスキルがつけば、2〜3年後には現職よりも高い水準に到達できる可能性が高いです。

 

「今の年収が下がるのが怖い」という気持ちはよくわかります。ただ、今の職場に留まり続けた場合の5年後・10年後と、IT転職した場合の5年後・10年後を比較してみてください。多くの場合、IT転職した方が長期的な収入は高くなります。

文系・未経験でも大丈夫?

IT業界は学歴や専攻よりも実力が評価される業界です。文系出身でも第一線で活躍しているエンジニアは数多くいます。「理系じゃないから無理かも」と諦める必要はまったくありません。

 

監修者 尚和聡美

監修者コメント|尚和 聡美(システムエンジニア・Webマーケター)

私も文系出身です。IT業界に入ってみて感じたのは、文系・理系よりも「新しいことを学ぶのが好きかどうか」の方がずっと大事だということ。技術は入社後に学べますが、学ぶ姿勢は自分次第です。

 

何歳まで転職できる?

20代なら全く問題ありません。研修付きの未経験採用は20代を中心に設計されており、求人数・内定率ともに20代が最も有利です。「いつかIT転職したい」と思っているなら、早めに動くほど選択肢が広がります

 

 

 

よくある質問(FAQ)

Q. プログラミング経験ゼロでも転職できますか?

できます。研修付き求人であれば入社後に基礎から教えてもらえます。面接では「学ぶ意欲・やる気」が重視されるため、スキルより姿勢を伝えることが大切です。

Q. 転職活動はどのくらいの期間がかかりますか?

平均的には2〜4ヶ月程度です。転職エージェントに登録して複数社に並行して応募すれば、最短1〜2ヶ月で内定が出るケースもあります。

Q. 転職エージェントは無料で使えますか?

求職者は完全無料で利用できます。エージェントの費用は採用した企業側が負担する仕組みになっています。

Q. 在職中に転職活動はできますか?

できます。むしろ在職中に活動することを強くおすすめします。収入が途切れないため焦りが生まれにくく、条件の悪い会社に妥協するリスクを避けられます。転職エージェントは平日夜・土日の面談にも対応していることが多いです。

Q. 資格は必要ですか?

必須ではありませんが、あると有利です。特に「基本情報技術者試験」は未経験者でも取りやすく、学ぶ意欲をアピールできます。ただし、資格取得に時間をかけすぎて行動が遅れるよりも、まずエージェントに相談してみることをおすすめします。

Q. 大手IT企業に転職できますか?

未経験から大手は中途採用だと難しいケースが多いですが、中堅〜中小のIT企業であれば未経験でも豊富な採用実績があります。まずスキルと実績をつけてから大手を目指すルートが現実的です。

Q. AIに仕事を奪われませんか?

むしろIT転職のチャンスが広がっています。AIの普及でIT人材の需要はさらに高まっており、AIを使いこなせるエンジニアへのニーズは急増中です。特に今の20代はAIネイティブ世代。ツールとして当たり前に活用しながらキャリアを築いていける強みがあります。「AIに奪われる」より「AIを使いこなせる人材」を目指す方が、長期的に見てずっと有利です。

 

尚和聡美

この記事の監修者尚和 聡美

  • システムエンジニア/ITコンサルタント/Webマーケター
  • 未経験からシステムエンジニアに転身後、ITコンサルタント・IT営業・事業部運営を経験
  • 現在はWebマーケティング担当。メディア立ち上げから広告運用・効果測定まで一貫して実施
リクトレ編集部

この記事の編集者リクトレ編集部

IT転職・就活に特化したメディア「リクトレ」の編集部。未経験からのキャリアチェンジに役立つ情報を発信しています。

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