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26歳店舗スタッフ「正社員になれたのに雇用契約書がない…派遣に戻るよりITエンジニア目指せる?」にプロが真剣に答えてみた【リクトレ相談室】

相談室

最終更新日:2026年10月1日

本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています

26歳店舗スタッフ「正社員になれたのに雇用契約書がない…派遣に戻るよりITエンジニア目指せる?」

ひとことポイント
働く条件は、書面で示してもらうのが原則です。様子を見るより先に、事務的な確認として上司に聞いておくのが安心への近道。そのうえで派遣に戻るか迷うなら、条件と研修をはっきり示すIT企業も選択肢に入れてみましょう。

 

ネットやSNSを見ていると、「やっと正社員になれたのに、契約書ももらえず給料の仕組みが分からない」というリアルな悩みをたくさん見かけます。

 

そこで『リクトレ相談室』では、そういった生々しいお悩みをピックアップ。転職市場のデータや創立20周年を迎えるシステム開発会社の視点から、綺麗事なしの本音のアドバイスをお届けします。

 

今回の相談者はこちら。

 

【今回の相談者:Aさん】

■ 年齢・状況:26歳女性。派遣社員から抜け出したくて就職活動をし、店舗スタッフとして正社員に採用されたばかりです。

■ お悩み内容:「求人には月給19〜21万円、社会保険あり、ボーナスなしと書いてありました。でも雇用契約書がなく、試用期間中の今が時給なのか月給なのかも分かりません。雇用保険の番号も聞かれていないです。勤務は11時〜20時のシフト制で、19時に上がる日も多く、その分が引かれるのか不安です。15時の30分休憩がどう扱われているのかも分かりません。仕事にはやりがいがあって続けたいのですが、生活できないなら時給の高い派遣に戻った方がいいのか迷っています。実力で評価されるIT業界にも興味があります」

 

「これ、まさに自分のことだ…!」と感じた方も多いのではないでしょうか?

 

IT転職のプロが、今の職場で確かめておきたい条件と、角を立てない聞き方をお伝えします。

 

最後の章では、派遣に戻る前に考えたい次の職場の選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

▼ 働く条件がはっきり見える会社を、一緒に探せます

このケースでリクトレが最もおすすめするのは、未経験からのITエンジニア就職を支援する「ウズウズIT」。完全無料で相談でき、希望者にはIT学習のサポートもあります。就職支援実績68,374名・入社後の定着率93.6%(公式サイト)と、入社後まで見据えた支援が特徴です。

※対象は関東・関西・東海での就職を希望する18〜29歳の方です。登録後、本人確認の連絡があります。

 

 

「様子見」より先に、確かめておきたい3つの条件

 

正社員として採用されたものの、契約書がなく、給料の形も雇用保険の状況も分からないまま働いているというAさん。上司に聞くのをためらって様子を見ているとのことですが、確かめておきたいのは「書面」「雇用保険」「給料の計算方法」の3つです。

働く条件は、書面で示されるのが原則

会社は人を雇うとき、給料や勤務時間などの条件を書面で示すことが法律で決められています(出典:労働基準法第15条)。「雇用契約書」という名前でなくても、「労働条件通知書」という書類で渡されるのが一般的です。

 

入社から時間がたっても何も渡されていないなら、もらい忘れではなく、会社の手続きが止まっている可能性があります。受け取るまで待つより、こちらから聞くほうが確実です。

試用期間中でも決まっている、雇用保険と給料の計算方法

雇用保険は、週20時間以上働き、31日以上続けて雇われる見込みがあれば加入の対象です(出典:厚生労働省)。Aさんの場合、休憩を除いて平日は1日7時間半、土曜も5時間ほど。週35時間前後になる計算で、条件を大きく超えています。

 

試用期間中かどうかは、加入の条件に関係ありません。早上がりの日や15時の休憩の扱いも含めて、給料がどう計算されているかを一度書面で確かめておくと、続けるかどうかを落ち着いて判断できます。

 

👉

働く条件は書面で示されるのが原則。週35時間前後働くAさんは、雇用保険の対象になる働き方です。

 

 

角を立てずに上司に聞く、確認の伝え方

 

仕事にやりがいを感じているからこそ、上司との関係を崩したくないというAさん。聞き方を工夫すれば、疑っているような印象は避けられます。言い回しと、答えが返ってこないときの相談先を確認しておきましょう。

「手続きのために」と事務的に切り出す聞き方

「給料が減っていないか心配で」と聞くより、「手続きのために」と伝えるほうが自然です。たとえば「雇用保険の手続きで番号を聞かれていないのですが、書類はいつごろいただけますか。あわせて、試用期間中のお給料の計算方法も教えてください」。

 

感情を交えず、確認したいことを1つずつ伝える。聞くこと自体は、正社員としてごく普通の手続きです。

答えが曖昧なときに相談できる公的な窓口

聞いても「そのうち」とはぐらかされる場合は、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。各都道府県の労働局や労働基準監督署には「総合労働相談コーナー」があり、無料で相談できます。

 

相談するときは、求人票の画面や勤務時間のメモがあると話が早く進みます。今日から出勤と退勤の時刻を手帳に残しておくだけでも、立派な準備になります。

 

監修者 尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長 兼 現役SIer)

私たちSIer(システム開発を請け負う側の企業)では、入社前に条件を書面でお渡しするのが当たり前なんですよね。新しく入った方から「給与の計算方法を確認したいです」と聞かれても、しっかりしている人だなと思うだけです。遠慮なく聞いてもらって大丈夫ですよ!

 

👉

上司には「手続きのために」と事務的に聞く。答えが曖昧なら、総合労働相談コーナーに相談できます。

 

 

派遣に戻る前に考えたい、条件が見える職場の選び方

 

生活できないなら、掛け持ちできる時給の高い派遣に戻った方がいいのかと迷っているAさん。どちらを選ぶにしても、次の職場では同じ不安をくり返さないようにしたいところです。

時給の高い派遣に戻る場合に確かめたいこと

派遣は時給が高めで、条件も書面で示されるため、目の前の収入は読みやすくなります。一方で、契約は数ヶ月ごとの更新が多く、せっかく抜け出した「次の更新があるか」という不安とまた付き合うことになります。

 

戻るなら、更新の見込みと、正社員登用の実績があるかを派遣会社に確かめてから決めても遅くはありません。

研修と条件を示したうえで、未経験を採用するIT企業

もう一つの道が、ITエンジニア(システムの開発や運用を担当する技術職)として正社員を目指し直す方法です。未経験から採用するIT企業の多くは、入社後の研修期間と、その間の給料を最初に示したうえで採用します。

 

仕事を一から教わりながら、条件もはっきりした状態で働ける。Aさんが今回つまずいた「分からないまま働く」状態を避けやすい選び方です。

 

監修者 尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長 兼 現役SIer)

SIer側が未経験の方を採用するときは、「研修は何ヶ月で、その間の給与はいくら」と具体的にお伝えします。面接で条件を細かく質問してくれる方のほうが、入社後のすれ違いも少ないですよ!

 



 

未経験OKのIT転職エージェントを比較したい方はこちら

研修の内容や、条件をどこまで事前に教えてくれるかはエージェントによって違います。比べてから相談先を選んでみてください。

 

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派遣に戻るなら更新の見込みを確かめる。研修と給料を先に示すIT企業なら、条件が見えた状態で正社員を目指せます。

 



 

 

やりがいを守るためにも、まず条件を書面で確かめる

 

仕事にやりがいを感じていても、給料の仕組みが分からないままでは、毎月の生活への不安が消えません。条件を確かめることは、今の仕事を続けるためにも必要な手続きです。

 

まずは今週、上司に書類と給料の計算方法を聞き、出勤と退勤の時刻を記録し始めてください。その答えを見たうえで、今の職場を続けるか、条件が見える次の職場を探すかを決めましょう。

 

次こそ条件がはっきりした職場で働きたいAさんには、未経験からのITエンジニア就職を支援するエージェントが合っています。今の職場を続けるか迷っている段階でも、相談してみてください。

 

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※対象は関東・関西・東海での就職を希望する18〜29歳の方です。登録後、本人確認の連絡があります。



尚和聡美

この記事の監修者尚和 聡美

  • リクトレ編集部 編集長
  • システムエンジニア/ITコンサルタント/Webマーケター
  • 未経験からシステムエンジニアに転身後、ITコンサルタント・IT営業・事業部運営を経験
  • 現在はWebマーケティング担当。メディア立ち上げから広告運用・効果測定まで一貫して実施
リクトレ編集部

この記事の編集者リクトレ編集部

IT転職・就活に特化したメディア「リクトレ」の編集部。未経験からのキャリアチェンジに役立つ情報を発信しています。

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