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27歳営業職「休みを削らずにシステムエンジニア目指せる?」にプロが真剣に答えてみた【リクトレ相談室】

相談室

最終更新日:2026年10月13日

本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています

27歳営業職「休みを削らずにシステムエンジニア目指せる?」

ひとことポイント
営業から移れないのは、経歴より「営業経験者には営業求人が集まる」紹介の仕組みが原因です。休日を全部差し出さなくても、学ぶ範囲と期間を区切れば、営業経験が生きるシステムエンジニアは働きながら目指せます。

 

ネットやSNSを見ていると、「営業以外の仕事に移るには、休みを全部捨てて資格の勉強をするしかないのか」というリアルな悩みをたくさん見かけます。

 

そこで『リクトレ相談室』では、そういった生々しいお悩みをピックアップ。転職市場のデータや創立20周年を迎えるシステム開発会社の視点から、綺麗事なしの本音のアドバイスをお届けします。

 

今回の相談者はこちら。

 

【今回の相談者:Aさん】

■ 年齢・状況:27歳男性。OA機器メーカーの法人ルート営業として5年目。毎月の数字に追われ、休日も携帯が鳴らないか気になって休まりません。

■ お悩み内容:「営業を辞めたくて転職エージェントや知り合いに相談したのですが、紹介されるのは営業の求人ばかりでした。手に職をつけられるIT業界に移りたい気持ちはあります。ただ、資格を取って市場価値を上げるしかないなら、休みの日は全部勉強に回すことになりそうで、そこまでしないと他の仕事には移れないのでしょうか」

 

「これ、まさに自分のことだ…!」と感じた方も多いのではないでしょうか?

 

IT転職のプロが、営業の求人ばかり集まる理由と、休みを残したまま学ぶ方法を順にお伝えします。

 

最後の章では、今週のうちに決めておきたいことも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

 

相談しても営業の求人ばかり紹介される理由

 

エージェントにも知り合いにも「営業を辞めたい」と伝えたのに、返ってきたのは営業の求人ばかり。Aさんが「他の仕事には移れないのでは」と感じるのも無理はありません。ただ、これは本人の向き不向きより、紹介の仕組みで説明がつく話です。

経験者の転職は「経験した職種」で紹介されやすい仕組み

転職エージェントは、求職者の職務経歴と企業の求人条件を照らし合わせて紹介先を選びます。法人営業5年という経歴なら、「営業経験3年以上」のような条件の求人と真っ先に重なります。

 

担当者がAさんの希望を軽く見ているわけではなく、手元の材料が営業経験しかないために、営業求人がいちばん通りやすい候補として並びます。紹介の中身を変えたいなら、職務経歴以外の材料を足す必要があります。

未経験の職種に移る入口は、学んでいる事実

その「足す材料」は、資格の数より学んでいる事実のほう。未経験歓迎の求人では、今どんな勉強をどれくらい続けているかが、職務経歴の代わりに見られやすい傾向にあります。

 

「基本情報技術者試験の勉強を2ヶ月続けている」「簡単なWebアプリを作ってみた」。この程度でも、エージェントに伝えれば紹介先の幅は変わってきます。

 

資格は取れてから書けば十分で、取る前から学習中であること自体を話していい材料です。

 

監修者 尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長 兼 現役SIer)

私たちSIer(システム開発を請け負う側の企業)が未経験の方の書類を見るときは、資格欄より「今なにを学んでいるか」の一文を探しているんですよね。合格前でも、学んでいる範囲と期間が書いてあれば、面接で話を聞いてみたくなりますよ!

 

👉

営業求人ばかり届くのは、職務経歴以外の材料がまだないから。学習中の事実をエージェントに伝えて、紹介の中身を変えていきましょう。

 

学ぶ順番を一人で決めきれないなら、働きながら通えるスクールもあります。

 

▼ 仕事を続けたまま、システムエンジニアへの準備を始められます

このケースでリクトレが最もおすすめするのは、未経験からITエンジニアへの転職を支援するスクール「SHIFT TERAS CAMPUS」。働きながら学べるコースや転職保証付きのコースがあり(※条件あり)、教育訓練給付金の対象コースも選べます(※条件あり)。まずは完全無料のカウンセリングで相談できます。

 

 

休みを全部捨てなくていい、働きながらの学び方

 

休日も携帯が鳴らないか気になって休まらないAさんにとって、残りの休みまで勉強に回す計画は、始める前から気が重くなりやすいもの。だからこそ、学ぶ量は最初から小さく区切っておくのが現実的です。

休日を丸ごと勉強に回す計画ほど続かない理由

「土日は朝から晩まで勉強」と決めても、外回りの疲れが残った週末に机へ向かい続けるのは難しいものです。1日できなかっただけで計画全体が崩れ、そのまま手をつけなくなることもあります。

 

休みを全部差し出す計画は、意志の強さより体力の残り具合に左右されます。続かなかったときに「自分には向いていない」と結論を急ぐ原因にもなるので、最初から削る量を決めておくほうが長続きします。

学ぶ範囲と期間を区切る、平日1時間と休日半日の組み方

おすすめは「平日は帰宅後に1時間、休日はどちらか半日」という組み方。週に合計すると9時間ほどで、もう1日の休みはまるごと自分のために残せます。

 

範囲も「最初の3ヶ月はITの基礎とプログラミングの入門まで」のように区切っておきましょう。終わりが見えている計画なら、営業の繁忙期に1週間止まっても、翌週から戻りやすくなります。

 



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未経験からIT業界を目指すエージェントには、それぞれ強みや特徴があります。比較しながら自分に合うところを探してみてください。

 

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学ぶ時間は平日1時間と休日半日から。範囲と期間を先に区切れば、休みを1日残したまま続けられます。

 

 

営業5年の経験が生きる、システムエンジニアへの移り方

 

経済産業省の試算では、2030年にIT人材が最大で約79万人不足するとされています(出典:経済産業省)。人手が足りない業界だからこそ、Aさんが5年間で積んだ経験の中身も、システムエンジニアの仕事に置き換えて見てもらえます。

お客さんの困りごとを聞く力が生きる、要件を決める仕事

システムエンジニアの仕事には、作るシステムの中身をお客さんと決める「要件定義(どんな機能が必要かを整理する工程)」があります。ここで必要なのは、相手の困りごとを聞き出し、言葉にして整理する力です。

 

コピー機や複合機の入れ替えで、お客さんの使い方を聞いて機種を提案してきた経験は、この工程と重なる部分が多い仕事です。技術はこれから覚えるとしても、聞いて整理する土台はすでにあると考えて構いません。

営業経験をシステムエンジニアの言葉に言い換える、面接での伝え方

面接では、「営業成績を上げました」だけで終わらせず、システムエンジニアの仕事に近い言葉へ置き換えて伝えましょう。

 

  • 既存顧客への定期訪問 → 利用状況を聞き取り、不満点を整理してきた経験
  • 複数部署との調整 → 納期や仕様を関係者とすり合わせてきた経験
  • 毎月の数字の管理 → 目標から逆算して計画を立ててきた経験

 

同じ5年でも、言い換えるだけで「この人に要件の聞き取りを任せられそうか」が面接官に伝わりやすくなります。

学習と転職を同時に進められる、働きながら学べるスクール

独学で範囲を区切るのが難しい場合は、仕事と両立できるコースのあるスクールを使う方法もあります。学ぶ順番が決まっているので、何から手をつけるか迷う時間を減らせます。

 

費用が気になる場合は、教育訓練給付金の対象コースかどうかをカウンセリングで確かめておきましょう。

 

監修者 尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長 兼 現役SIer)

SIer側から見ると、営業出身の方は「お客さんが本当に困っていること」を聞き出すのが上手なんですよね。技術の説明より先に、相手の話を最後まで聞ける人は、要件定義の場でとても頼りにされますよ!

 

👉

法人営業の聞き取りや調整は、要件定義で使える経験です。面接ではシステムエンジニアの言葉に置き換えて伝えましょう。

 



 

 

今週使える時間を書き出して、学ぶ量を決めよう

 

休みを全部捨てるか、営業を続けるか。二択で考えるほど、動き出すのは重くなります。実際には、学ぶ量を区切って準備を進める三つ目の道があります。

 

今週は、平日の帰宅時間と、休日のうち半日空けられる曜日を書き出してみてください。週に何時間使えるかが分かれば、学ぶ範囲も、相談するときに伝える内容も具体的になります。

 

仕事を続けたままシステムエンジニアを目指したいAさんには、働きながら学べるコースのあるスクールが合っています。外回りのある今の働き方で、週にどれくらい学べるかも含めて相談してみてください。

 

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尚和聡美

この記事の監修者尚和 聡美

  • リクトレ編集部 編集長
  • システムエンジニア/ITコンサルタント/Webマーケター
  • 未経験からシステムエンジニアに転身後、ITコンサルタント・IT営業・事業部運営を経験
  • 現在はWebマーケティング担当。メディア立ち上げから広告運用・効果測定まで一貫して実施
リクトレ編集部

この記事の編集者リクトレ編集部

IT転職・就活に特化したメディア「リクトレ」の編集部。未経験からのキャリアチェンジに役立つ情報を発信しています。

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