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23歳営業職「異動願いを聞いてもらえない会社、辞めてIT事務に移るのは逃げ?」にプロが真剣に答えてみた【リクトレ相談室】

相談室

最終更新日:2026年10月2日

本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています

23歳営業職「異動願いを聞いてもらえない会社、辞めてIT事務に移るのは逃げ?」

ひとことポイント
異動を何度願い出ても通らなかったなら、それを理由に辞めるのは逃げではありません。内定先のIT事務の残業を確かめてから、就業規則に沿って退職を伝えるのが現実的な順番です。

 

ネットやSNSを見ていると、「異動願いを何度出しても通らない。それを理由に辞めるのは逃げなのか」というリアルな悩みをたくさん見かけます。

 

そこで『リクトレ相談室』では、そういった生々しいお悩みをピックアップ。転職市場のデータや創立20周年を迎えるシステム開発会社の視点から、綺麗事なしの本音のアドバイスをお届けします。

 

今回の相談者はこちら。

 

【今回の相談者:Aさん】

■ 年齢・状況:23歳女性。新卒で入った会社で営業職として働き、2年目です。

■ お悩み内容:「営業を終えるとくたくたで、帰って寝て、食べて、また出勤する毎日を2年続けてきました。仕事のあとの時間も楽しみたくて何度も異動願いを出しましたが、まともに取り合ってもらえませんでした。急な残業で約束を断ることが続き、恋人とも別れてしまいました。実は、IT企業の事務職でこっそり内定をもらっています。でも営業の人手が足りない会社なので、まだ誰にも言えていません。異動できないことを理由に辞めるのは、逃げなのでしょうか」

 

「これ、まさに自分のことだ…!」と感じた方も多いのではないでしょうか?

 

IT転職のプロが、異動できないことが退職理由として通るのかと、内定先で確かめたいこと、退職の伝え方を順番に整理します。

 

最後の章では、今週のうちに進めておきたい準備も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

 

「異動できないから辞める」は、逃げではなく筋の通った理由

 

仕事のあとの時間を取り戻したくて、2年のあいだに何度も異動願いを出してきたというAさん。それでも取り合ってもらえなかったとのことですが、まずはこの経緯が退職理由としてどう見えるのかを整理しておきます。

何度も出した異動願いは、社内で改善を求めた記録

辞める前に、社内で働き方を変えられないか何度も相談した。この順番を踏んでいる時点で、思いつきで辞めるのとは話が違います。

 

社員の配置を決めるのは会社の役割です。希望を伝え続けても変わらなかったのなら、外に環境を求めるのは自然な流れ。

 

面接では「異動を希望したが、営業の人員の事情で難しかった」と、事実を淡々と話せば十分に伝わります。

入社3年以内に職場を変える大卒は約3人に1人

新卒で入った会社を2年で辞めることに、後ろめたさを感じるかもしれません。ただ、大学を卒業して就職した人の33.8%が3年以内に離職しています(出典:厚生労働省)。

 

3人に1人という割合なら、2年目の転職そのものが目立つことはまずありません。採用側が気にするのは辞めた事実より、次の職場で同じ不満を抱えないかのほうです。

 

監修者 尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長 兼 現役SIer)

私たちSIer(システム開発を請け負う側の企業)が面接で「異動を何度も希望したけれど通らなかった」と聞くと、まず社内で解決しようとした人なんだな、と受け取るんですよね。前の会社の悪口にせず、「次は残業の見通しが立つ働き方をしたい」まで言い切ってもらえると、こちらも安心して採用を考えられますよ!

 

👉

社内で何度も異動を願い出た経緯は、改善を求めた記録として伝えられます。後ろめたさより、次の職場で何を変えたいかを言葉にしましょう。

 

辞める理由に迷いがなくなったら、今の内定がほかの求人と比べてどうかも見ておくと判断に厚みが出ます。

 

▼ 内定を受ける前に、ほかのIT事務求人とも比べておけます

このケースでリクトレが最もおすすめするのは、IT・Web業界に特化した転職エージェント「ユニゾンキャリア」。完全無料で、求人の紹介から面接対策、入社日の調整まで任せられます。今の内定とほかのIT事務の求人を並べて、残業の少なさで比べたいときにも相談できます。対象は一都三県・大阪府で働きたい20代の方です。

 

 

内定先のIT事務で、仕事のあとの時間は取り戻せるか

 

Aさんの転職の目的は、帰って寝るだけの毎日を変えること。内定をもらった安心感で承諾を急ぐ前に、その目的がかなう職場かどうかを確かめておきましょう。

営業2年の経験が生きる、IT事務の仕事

IT事務は、IT企業で契約書や見積書、請求書、勤怠の管理などを担当する事務職です。営業担当やエンジニアから頼まれた書類を整え、取引先との日程を調整する場面も多くあります。

 

見積もりを作り、お客様と社内の都合をすり合わせてきた2年間は、そのまま生きる経験。社内のチャットや管理システムを毎日使う職場が多いので、営業で慣れたパソコン作業も土台になります。

 

事務が未経験でも、営業の流れを知っている人は社内でも頼りにされやすいでしょう。

内定を承諾する前に確かめたい、残業と繁忙期

事務職でも、月末の請求や期末の締めの時期は残業が増えることがあります。承諾の返事をする前に、次の3点を確かめておくと安心です。

 

  • 求人票の平均残業時間と、それが配属部署の数字かどうか
  • 月末・期末など、忙しくなる時期と期間
  • 配属予定の部署の人が、ふだん何時ごろに帰っているか

 

聞きにくい質問に思えますが、人事の担当者に「入社後の働き方をイメージしたいので」と前置きすれば失礼にはなりません。入社後のずれを防げるのは、会社にとっても同じことです。

 



 

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IT事務では、見積もりや日程調整をしてきた営業経験が生きます。承諾の前に、配属部署の残業と忙しい時期を確かめましょう。

 

 

人手不足の会社に、退職を切り出す順番

 

営業の人手が足りない会社なので、まだ誰にも言えていないというAさん。言い出しにくさの正体は、自分が抜けたあとの穴を心配する責任感です。

 

その責任感は、辞め方の丁寧さで示せます。

人手が足りないことは、会社が解決する課題

期間の定めのない雇用なら、退職の申し出から2週間がたつと雇用は終わると法律で決められています(出典:民法第627条)。ただし、就業規則で「1ヶ月前まで」と決めている会社も多いので、まずは規則を確かめておきましょう。

 

人手の穴をどう埋めるかは、本来会社が考えること。Aさんにできるのは、期限を守って伝え、引き継ぎを丁寧に残すことまでです。

内定承諾から引き継ぎまでの進め方

退職は、次の順番で進めると話がこじれにくくなります。

 

  • 内定先に承諾を伝え、入社日を決める
  • 直属の上司に時間をもらい、口頭で伝える
  • 会社の指示に沿って退職届を出す
  • 担当のお客様と案件を一覧にして引き継ぐ

 

上司には「異動を希望してきましたが難しいと分かり、働き方を変えるために転職を決めました」と、結論から伝えるのが話しやすい形です。

 

監修者 尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長 兼 現役SIer)

SIer側でも、前の職場でお客様の一覧と進み具合をまとめて引き継いできた方は、入社後の仕事の渡し方も丁寧なことが多いんですよね。「引き継ぎをどう進めたか」は、面接でもよく聞く話題ですよ!

 

👉

人手の穴を埋めるのは会社の役割です。就業規則の期限を確かめ、引き継ぎの一覧を作ってから上司に伝えましょう。

 



 

 

内定の条件を確かめてから、退職の日を決めよう

 

逃げかどうかで迷う時期は、もう過ぎています。2年間異動を願い出てきたAさんが次に決めるのは、退職を伝える日です。

 

今週は、内定先に残業と忙しい時期を確認し、今の会社の就業規則で退職の申し出期限を調べてください。この2つがそろえば、上司に伝える日を逆算で決められます。

 

引き継ぎの期間を取れる時期を選べば、残る同僚への負担も小さくできます。

 

内定先の条件に少しでも引っかかりがあるなら、承諾の前にほかのIT事務求人と比べておく手もあります。IT業界に詳しい担当者に、今の迷いをそのまま話してみてください。

 

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尚和聡美

この記事の監修者尚和 聡美

  • リクトレ編集部 編集長
  • システムエンジニア/ITコンサルタント/Webマーケター
  • 未経験からシステムエンジニアに転身後、ITコンサルタント・IT営業・事業部運営を経験
  • 現在はWebマーケティング担当。メディア立ち上げから広告運用・効果測定まで一貫して実施
リクトレ編集部

この記事の編集者リクトレ編集部

IT転職・就活に特化したメディア「リクトレ」の編集部。未経験からのキャリアチェンジに役立つ情報を発信しています。

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