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25歳既卒「新卒枠と中途、システムエンジニアへの近道は?」にプロが真剣に答えてみた【リクトレ相談室】

相談室

最終更新日:2026年10月6日

本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています

25歳既卒「新卒枠と中途、システムエンジニアへの近道は?」

ひとことポイント
研修付きの未経験採用は、新卒枠だけでなく既卒向けの中途求人にもあります。どちらか一方に絞らず並行して応募し、「いつから働き始めたいか」で最終的に選ぶのが現実的です。

 

ネットやSNSを見ていると、「研修のあるIT企業に入るなら、既卒でも新卒枠を狙うしかないのでは」というリアルな悩みをたくさん見かけます。

 

そこで『リクトレ相談室』では、そういった生々しいお悩みをピックアップ。転職市場のデータや創立20周年を迎えるシステム開発会社の視点から、綺麗事なしの本音のアドバイスをお届けします。

 

今回の相談者はこちら。

 

【今回の相談者:Aさん】

■ 年齢・状況:25歳男性。大学を2年留年して卒業し、既卒として就職活動中です。

■ お悩み内容:「既卒・第二新卒向けのエージェントで中途採用の求人を探していますが、経験者向けが多くて応募できる会社がかなり限られます。IT業界で研修を受けながら働くなら、来年4月入社の新卒枠に切り替えるしかないのかなと迷い始めました。一人で考えるのが好きなので、人と話し続ける営業や同じ作業を繰り返す事務は続く気がしません。でも新卒枠だと26歳で入社することになり、それも焦ります」

 

「これ、まさに自分のことだ…!」と感じた方も多いのではないでしょうか?

 

IT転職のプロが、中途と新卒枠それぞれの入社時期と研修の違い、一人で考えるのが好きな人に合う職種を一緒に整理していきます。

 

最後の章では、どちらの枠で進めるかを決めるために今週やることも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

 

26歳での新卒入社は、本当に遅いのか

 

2年の留年を経て既卒になり、新卒枠を選べば来年4月に26歳で入社することになるAさん。年齢の焦りと応募先の少なさが重なっているとのことですが、まずは前提になっている2つの思い込みを確認しておきましょう。

卒業後3年以内なら、新卒枠で応募できる会社は多い

厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」は、卒業後少なくとも3年間は新卒として応募できるようにすることを企業に求めています(出典:厚生労働省)。求人票に「既卒3年以内可」と書かれた新卒募集も珍しくありません。

 

入社時に26歳でも、同期に浪人や留年を経た人が混ざるのはよくあること。新卒枠に年齢で入れないという心配は小さいので、選ぶかどうかは入社時期で判断すれば足ります。

「研修のある未経験採用は新卒枠だけ」は思い込み

もうひとつの前提が、研修を受けられるのは新卒だけ、という見方です。実際は、既卒・第二新卒向けの中途求人にも、入社後に1〜3ヶ月ほどの研修を用意したIT企業があります。

 

Aさんがいま見ている求人が経験者向けに偏っているのは、エージェントや求人サイトの得意分野の影響も考えられます。未経験のITエンジニア採用に絞った窓口で探すと、見える求人の種類は変わってきます。

 

監修者 尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長 兼 現役SIer)

私たちSIer(システム開発を請け負う側の企業)では、既卒の方を中途で採用したときに、その年の新卒研修へ途中から合流してもらうこともあるんですよね。そのとき見ているのは年齢より、研修の課題を自分で調べて進められるかどうか。面接で「独学で少し触ってみました」と話してくれるだけでも、イメージがわきやすくなりますよ!

 

👉

新卒枠は卒業後3年以内なら年齢で弾かれにくく、中途にも研修付きの求人があります。どちらの枠でも選べる前提で考えましょう。

 

既卒OKの未経験求人がどれだけあるかは、専門の窓口に聞くのがいちばん早い方法です。

 

▼ 中途で研修付きの求人があるか、既卒の就職に詳しい担当者と確かめられます

このケースでリクトレが最もおすすめするのは、既卒・第二新卒から未経験でITエンジニアを目指す人を支援する「ウズウズIT」。完全無料で、希望者にはIT学習のサポートもあります。「新卒枠と中途で迷っている」という状況をそのまま伝えて、研修のある求人を一緒に探せます。

※対象は関東・関西・東海での就職を希望する18〜29歳の方です。登録後、本人確認の連絡があります。

 

 

中途か新卒枠か、入社時期と研修での比較

 

今から中途で決まれば年内に働き始められ、新卒枠なら来年4月まで約半年待つことになります。Aさんの迷いは、この半年をどう使うかの選択と言い換えられます。

新卒枠は来年4月入社、中途は早ければ1〜2ヶ月で入社

2つの枠の違いを、入社時期と研修で並べると次のとおりです。

 

比べる点 新卒枠 既卒向けの中途
入社時期 来年4月の一斉入社 内定から1〜2ヶ月が目安
研修 同期と受ける数ヶ月の集合研修が多い 1〜3ヶ月の研修+現場で学ぶ形が多い
26歳の春の時点 入社したばかり 社会人経験が半年ほどある

 

新卒枠の強みは、同期と一緒に基礎から学べる安心感。中途の強みは、来年の春にはすでに半年分の実務経験が履歴書に書けることです。

迷う間は、両方の選考を並行して進める選択

どちらか一方に絞る必要はありません。中途の研修付き求人に応募しながら、新卒枠のエントリーも同時に進めておく形が取れます。

 

中途で納得できる内定が出ればそこで決め、出なければ新卒枠を本命に切り替える。新卒枠のエントリーは早い会社だと前年の春から始まるので、締め切りだけは先に控えておきましょう。

 

両方の選考を進めておけば、半年待つかどうかを内定の中身を見てから決められます。

 



 

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中途なら26歳の春に半年分の実務経験があり、新卒枠なら同期と基礎から学べます。迷う間は両方の選考を並行させましょう。

 

一人で考える気質を活かす職種選びと、留年の伝え方

 

営業や事務は続く気がしない、という自己分析はすでにできているAさん。その感覚は、応募する職種を絞り込む材料として使えます。

人と話し続ける営業より、仕組みを考えるシステムエンジニア

SE(システムエンジニア)は、使う人の困りごとを聞いて、それを解決するシステムの仕組みを考え、設計する仕事です。どの順番で処理すれば無駄がないか、どこで不具合が起きそうかを、一人で考える時間が長くなります。

 

ただし、会話がまったくない仕事ではありません。チームへの報告や、使う人への確認は毎日のようにあります。

 

とはいえ、話し続けて相手を説得する営業とは違い、考えたことを要点だけ伝える会話が中心です。

2年の留年は「事実+そこから変えたこと」の2点で十分

面接で留年を聞かれたら、理由を長く説明するより、事実を一言で認めてから今の行動を話すほうが伝わります。たとえば次のような言い方です。

 

「単位の取り方の計画が甘く、2年留年しました。そこからは毎週の予定を自分で立てて管理するようにしています。今はIT業界を目指して、基礎の学習を進めています」

 

最後の一文は、実際に学び始めたことに置き換えて話しましょう。まだ何もしていなければ、ITパスポートの参考書を1章読むだけでも、話せる材料になります。

 

監修者 尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長 兼 現役SIer)

SIer側の面接では、留年の理由を言い訳のように5分話す方より、「計画が甘かったです」と一言で認めて今の取り組みを話す方のほうが、ずっと印象に残るんですよね。短く認められる人は、仕事でミスをしたときも報告が早いだろうと想像できますからね!

 

👉

一人で考える気質は、仕組みを考えるSEの仕事と相性があります。留年は一言で認め、今の学習を具体的に話せるよう準備しましょう。

 



 

「どっちの枠か」より「いつ働き始めたいか」から決めよう

 

新卒枠か中途かという問いは、裏を返せば「来年4月まで待てるかどうか」の問いです。研修のある求人はどちらにもあるので、入社したい時期を先に決めれば、選ぶ枠も自然に決まります。

 

今週は、入社したい時期を「年内」「来年4月」のどちらかに決めてみてください。

 

そのうえでエージェントに「この時期に入れる、研修付きの未経験求人はどれくらいありますか」と聞けば、並行して応募する会社の数まで具体的に見えてきます。

 

どちらの枠で進めるか決めきれない段階でも、既卒からのIT就職を扱う窓口なら、両方を見比べながら相談できます。入社したい時期を伝えて、研修付きの求人がどれくらいあるか聞いてみてください。

 

ITエンジニアへの就職に特化したサービス
まずは無料相談【ウズウズIT】

 

※対象は関東・関西・東海での就職を希望する18〜29歳の方です。登録後、本人確認の連絡があります。



尚和聡美

この記事の監修者尚和 聡美

  • リクトレ編集部 編集長
  • システムエンジニア/ITコンサルタント/Webマーケター
  • 未経験からシステムエンジニアに転身後、ITコンサルタント・IT営業・事業部運営を経験
  • 現在はWebマーケティング担当。メディア立ち上げから広告運用・効果測定まで一貫して実施
リクトレ編集部

この記事の編集者リクトレ編集部

IT転職・就活に特化したメディア「リクトレ」の編集部。未経験からのキャリアチェンジに役立つ情報を発信しています。

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