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28歳転職活動中「焦って給料の低い内定先で妥協しそう…Webデザイナーは現実的?」にプロが真剣に答えてみた【リクトレ相談室】

相談室

最終更新日:2026年10月1日

本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています

28歳転職活動中「焦って給料の低い内定先で妥協しそう…Webデザイナーは現実的?」

ひとことポイント
内定を受けるかどうかは、焦りではなく数字と事実で決めるのが後悔しにくい方法です。月給を年収に直して比べ、上司との相性は入社前に確かめる。どちらを選んでも、作品と学び直しの準備でWebデザイナーへの道は広げられます。

 

ネットやSNSを見ていると、「無職の期間がつらくて、条件に納得できない内定でも受けてしまいそう」というリアルな悩みをたくさん見かけます。

 

そこで『リクトレ相談室』では、そういった生々しいお悩みをピックアップ。転職市場のデータや創立20周年を迎えるシステム開発会社の視点から、綺麗事なしの本音のアドバイスをお届けします。

 

今回の相談者はこちら。

 

【今回の相談者:Aさん】

■ 年齢・状況:28歳女性。印刷会社で販促物の制作進行をしていましたが、年収アップと職種変更のために退職し、東京で転職活動中です。

■ お悩み内容:「未経験可のWeb制作会社から、Webデザイナーとして内定をもらいました。やりたい仕事で求人も少なく、通勤も40分と近いです。ただ、月給は22.4万円で昇給は年1回1〜2万円、業績賞与は当てにできません。面接では、直属の上司になる人が苦手だと感じてしまいました。前職の年収は285万円くらいで、年収アップも目的でした。無職の期間がつらくて早く楽になりたい一方、妥協して入ってすぐ辞める人もいると聞いて迷っています。実力で評価されるWeb業界で、印刷物のレイアウト経験を活かしたいです」

 

「これ、まさに自分のことだ…!」と感じた方も多いのではないでしょうか?

 

IT転職のプロが、内定を受けるかどうかの判断材料と、Webデザイナーを目指すうえでの準備をお伝えします。

 

最後の章では、焦りに流されずに答えを出す手順も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

 

「早く楽になりたい」と「妥協したくない」を分ける、内定の数字

 

やりたい仕事で内定をもらえた一方、給料と上司との相性に引っかかりがあるというAさん。無職の期間がつらいとのことですが、まずは気持ちと条件を切り離して、内定の中身を確認していきます。

月給22.4万円を年収に直すと、前職を下回る計算

月給22.4万円を12ヶ月分にすると、約269万円。業績賞与を当てにしない場合、前職の285万円より16万円ほど下がります。年収アップが目的の一つだったなら、ここは見過ごせません。

 

ただ、2年目に2万円昇給すれば約293万円で、前職を上回る計算です。1万円の昇給だと約281万円で、まだ届きません。「何年目に前職を超えるか」を、昇給の実績から逆算しておくと、受けるかどうかの線が引きやすくなります。

苦手に感じた上司は、入社前にどこまで確かめられるか

面接の短い時間で受けた印象が、そのまま入社後の関係になるとは限りません。とはいえ、毎日指示を受ける相手との相性は、働きやすさを左右します。

 

内定の返事をする前に「配属先の雰囲気を知りたいので、職場を見学できますか」と人事に聞いてみましょう。上司とあらためて話す機会がもらえれば、第一印象だけで判断せずに済みます。

 

監修者 尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長 兼 現役SIer)

私たちSIer(システム開発を請け負う側の企業)でも、内定後に「職場を見せてほしい」と言われることはよくあります。むしろ、入社後のミスマッチを防ごうとしてくれていると受け止めるんですよね。遠慮せずに聞いてもらって大丈夫ですよ!

 

👉

月給を年収に直すと前職を約16万円下回る計算。上司との相性は、職場見学を頼んで確かめることができます。

 

数字を並べたら、次は選べる道の数を増やしておくと判断しやすくなります。

 

▼ 内定の返事を決める前に、学び直しの選択肢も確かめられます

このケースでリクトレが最もおすすめするのは、国の専門実践教育訓練給付金の対象スクール「techmeets」。受講料の最大80%(上限44万円)が支給され(※条件あり)、一人ひとりに合わせたカリキュラムと転職支援も受けられます。完全無料のカウンセリングで、今の内定と学び直しのどちらが合うかも相談できます。

 

 

未経験からWebデザイナーを目指すうえで知っておきたい求人の現実

 

未経験可の求人が少ないからこそ、今回の内定を逃したくないと感じているAさん。その感覚には根拠があるので、なぜ求人が少ないのかと、Aさんの経験がどう見られるのかを整理しておきましょう。

未経験可のWebデザイナー求人が少ない理由

Webデザイナー(Webサイトの見た目や使いやすさを設計し、制作する仕事)は、実際に作ったものでスキルを判断される職種です。制作会社の多くは少人数で案件を回しているため、一から教える余裕がなく、経験者を優先しがちです。

 

未経験可の求人が少ないのは、Aさんの力不足ではなく、業界の人員構成によるものと考えられます。

印刷物のレイアウト経験が活きる場面と、足りない知識

販促物の制作進行で、文字の配置や色の見え方、入稿までの段取りに関わってきた経験は、Webの制作現場でも役立ちます。デザイナーやお客さんとのやりとりに慣れているのも強み。

 

一方で、スマホとパソコンで表示が変わるWebならではの知識や、HTML・CSS(Webページの見た目を作る言語)の基礎は、あらためて学ぶ必要があります。活きる経験と足りない知識を分けて把握しておくと、面接でも話しやすくなります。

 



 

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Web業界の未経験可求人をどれだけ扱っているかは、サービスによって違います。スクールと転職支援を並べて比べてみてください。

 

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未経験可の求人が少ないのは業界の事情によるもの。印刷の経験と、Webで足りない知識を分けて整理しておきましょう。

 

 

内定を受けても辞退しても、選択肢を増やすための準備

 

受けるか辞退するかで迷っている今の時間は、次の選択肢を増やす準備にも使えます。どちらを選んでも無駄にならない準備を3つ紹介します。

選考で経歴書と同じくらい見られる、ポートフォリオ

Webデザイナーの選考では、ポートフォリオ(これまでの作品をまとめたもの)が経歴書と同じくらい見られます。前職で作ったチラシを、Webのバナーやページに作り直してみるだけでも1作品になります。

 

「なぜこの配置にしたか」を説明できれば、1作品でも面接の材料になります。内定先に入る場合も、入社前に手を動かしておけば最初の数ヶ月の吸収が早くなります。

ポートフォリオづくりに使う、自分用のパソコン

デザインのソフトを動かすには、ある程度の性能のパソコンが必要です。前職では会社のパソコンを使っていて、自宅にはスマホしかないという場合は、制作用の1台をそろえることから始めましょう。

 

中古パソコン専門店「PC WRAP(ピーシーラップ)」で、整備済みの1台を探す方法もあります。

 

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退職から1年以内なら確かめたい、給付金を使った学び直し

専門実践教育訓練給付金は、国が指定した講座の受講料を一部支給する制度で、退職後1年以内なら雇用保険の加入期間などの条件次第で使える場合があります(出典:厚生労働省)。自分が対象になるかは、住所地のハローワークで確認しましょう。

 

内定を辞退して学び直す道を選ぶなら、給付金の対象かどうかを先に確かめてから決めるのが安全です。

 

監修者 尚和聡美

尚和聡美(リクトレ編集部 編集長 兼 現役SIer)

SIer側では、デザイナーさんにも「HTMLとCSSは少し触ったことがあります」と言ってもらえると、エンジニアとの話がすごくスムーズになるんです。見た目を作るだけでなく、それがどう組み上がるかを知っている方は、どの現場でも頼りにされますよ!

 

👉

作品を1つ作り、制作用のパソコンと給付金の条件を確かめておく。どちらを選んでも無駄になりません。

 



 

 

焦りで決めず、条件を並べてから答えを出す

 

無職の期間がつらいのは当然で、早く決めたい気持ちを責める必要はありません。ただ、年収アップという最初の目的を思い出すと、今回の内定は、1年目の年収が前職を下回る条件です。

 

まずは今週、内定先の昇給の実績を人事に確かめ、職場見学を頼んでみてください。その答えと自分の条件を紙に並べれば、受けるか辞退するかは焦りではなく納得で決められます。

 

内定を辞退して学び直す道も考えたいAさんには、給付金の対象スクールで話を聞いてみるのがおすすめです。受講の条件や学ぶ内容を知ったうえで、今の内定と比べてみてください。

 

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尚和聡美

この記事の監修者尚和 聡美

  • リクトレ編集部 編集長
  • システムエンジニア/ITコンサルタント/Webマーケター
  • 未経験からシステムエンジニアに転身後、ITコンサルタント・IT営業・事業部運営を経験
  • 現在はWebマーケティング担当。メディア立ち上げから広告運用・効果測定まで一貫して実施
リクトレ編集部

この記事の編集者リクトレ編集部

IT転職・就活に特化したメディア「リクトレ」の編集部。未経験からのキャリアチェンジに役立つ情報を発信しています。

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